コラム

2022/06/29

大型観葉植物14選!シンボルツリーを飾ってお部屋をおしゃれに

おしゃれなインテリアグリーンとして高い人気を誇る大型の観葉植物。
ぜひ自宅の玄関やリビングに飾りたいけれど、上手に育てるのが難しそうだったり、どのように選べばよいのか迷ったりしていませんか?
お部屋の印象を左右するシンボルツリーとして取り入れるなら、インテリア性が高く、育てやすい種類を選びたいものです。
本記事では、数ある大型観葉植物のなかから、比較的育てやすく人気のある種類をランキングで紹介します。
見た目の特徴や大きさ、花言葉や育て方の注意点にも触れていますので、ぜひ大型の観葉植物を選ぶ際の参考にしてみてください。

第1位 トロピカルムード満点の大型観葉植物「オーガスタ」

第1位 トロピカルムード満点の大型観葉植物「オーガスタ」

お部屋のインテリアにトロピカルなテイストをくわえたいときにぴったりな大型の観葉植物。バナナの葉によく似たボリュームたっぷりの大きな葉と、高く伸びる青々とした太い茎が特徴です。

丈夫で初心者でも育てやすく生長スピードも早いため、適度に剪定して形を整えながら生長させると天井に届くほどのサイズに育てることができます。大株になると極楽鳥花に似た形の白く美しい花を咲かせてくれるので、スペースに余裕があれば大きく育てて花や種の収穫も楽しんでみましょう。

この見ごたえのある白い花が咲くことから、オーガスタには「天国の白い鳥」というなんとも美しい呼び名があります。また「輝かしい未来」「暖かい心」といったポジティブなイメージの花言葉は贈り物にもふさわしく、新築祝いや開店祝いなど新しい門出のお祝いとしてもおすすめ。
耐陰性があるので玄関やリビングなどの屋内でも育てられますが、できるだけ日当たりのよい場所に置いたほうが健康に育ちます。葉焼けを防ぐため、直射日光は避けるようにしましょう。

第2位 育てやすさが人気の大型観葉植物「ゴムの木」

第2位 育てやすさが人気の大型観葉植物「ゴムの木」

その名のとおり、白い樹液が天然ゴムの原料になる「ゴムの木」は、濃い緑色をした丸みのある葉が特徴のポピュラーな観葉植物です。
自然のなかで自生しているものは40mもの大木になりますが、インテリアグリーンとして流通しているものは2~3年かけて1mくらいに育つのが一般的です。ほどよい高さと肉厚の大きな葉でナチュラルなパーテーションとして利用されることも多く、オフィスや飲食店などで見かけることもよくあります。

「永遠の幸せ」というハッピーな花言葉を持ち、初心者でも育てやすいことからプレゼントとしての需要も多く、初めて育てる観葉植物としておすすめ。
ただし、樹液が直接肌に触れるとアレルギー反応を起こす場合があるので、剪定や植え替えなどのお手入れの際には必ず手袋などを装着するようにしてください。
暑さにも寒さにも強く丈夫な植物なので、日当たりのよい場所に置けば室内でも生き生きと生長する姿を楽しむことができます。

第3位 エキゾチックな雰囲気漂う大型観葉植物「モンステラ」

第3位 エキゾチックな雰囲気漂う大型観葉植物「モンステラ」

南国風のエキゾチックなインテリアにおすすめなのが、大きな切れ込みの入った葉の形が特徴の「モンステラ」。
原産地では樹高8mにもなるつる性の大型植物で、観葉植物として流通しているものでも大きく育てば2mを超えるサイズに生長し、その分葉も大きくなりシンボルツリーとしての存在感を大いに発揮してくれます。

おしゃれな葉の形はボタニカル系デザインのモチーフとしてもよく用いられるので、植物に興味がなくとも目にする機会が多く、馴染み深い植物でもあります。
花言葉は「うれしい便り」「壮大な計画」。風水的にも邪気を払ったり金運アップといったよい効果が期待されるため、新しい門出を祝う贈り物として人気です。
期待高温多湿に強く、耐陰性もあるので屋外でも室内でも育てやすい植物ですが、寒さに弱く冬の間は生長がゆっくりになるので水やりのペースには注意が必要。
大きく育てて高さを出したい場合は、肥料を与え、剪定で形を整えながら支柱を立てて茎が伸びる方向をフォローしてあげましょう。

第4位 ハートの形の葉が可愛い大型観葉植物「フィカス・ウンベラータ」

第4位 ハートの形の葉が可愛い大型観葉植物「フィカス・ウンベラータ」

日傘のように大きく広がるハートの形をした葉が、おしゃれなインテリアグリーンとしてとても人気のある観葉植物です。
ゴムの木の仲間で室内でも育てやすく、大型の株になると樹高が1.5mほどになり、やわらかな緑が光を遮るさまが涼しげな雰囲気を作り出します。

「すこやか」「永久の幸せ」「夫婦愛」といった新築祝いや結婚祝いにふさわしい幸せなイメージの花言葉を持ち、風水的にもハート型の葉は恋愛運を高めるともされているため、大切な人へのプレゼントにも最適。
屋外でも室内でも丈夫に育ってくれますが、病害虫を防ぐために風通しがよく明るい場所に置いてください。寒さには弱いので、冬は暖かい場所へ移動するか、室内に取り込むのがおすすめです。
大きな葉はホコリが積もりやすいため、時々優しく払ってあげましょう。その際に葉の裏側まで丁寧に葉水をしてあげると、葉のみずみずしさを保てます。

ゴムの木と同じく樹液にはアレルギーを起こす成分が含まれているので、お手入れをするときは手袋やエプロンを装着し樹液が直接肌に触れないように注意が必要です!

第5位 花も実も楽しめる大型観葉植物「オリーブ」

第5位 花も実も楽しめる大型観葉植物「オリーブ」

風に揺れて銀白色に輝く葉が美しく、洋風テイストの庭やインテリアにマッチする樹形もおしゃれな「オリーブ」。オイルや実を食べる果樹としての印象が強いオリーブですが、爽やかさを感じる姿形や丈夫で育てやすいことから観葉植物としても大変人気が高い常緑樹です。
爽やかなオリーブグリーンに癒されながら、初夏に咲くキンモクセイにも似た小さな白い花を愛で、秋から冬にかけては実を収穫して食べたりオイルを絞ったりと、一年を通して多彩な楽しみ方ができるのも魅力。

「平和」や「知恵」という花言葉を持ち、風水的にも邪気をはらう効果が期待できるため、特別な記念日にシンボルツリーとして植えられることもあるようです。
太陽の光がとても好きな植物なので、風通しのよい屋外で育てるのが一般的ですが、室内に置く場合は日当たりのよい窓際に置くか、こまめに日光浴をさせましょう。室内でコンパクトに育てた場合は2mほど、地植えの場合は10mほどにまで生長します。
オリーブには同じ品種同士では受粉しない性質を持つ種類があるので、実をつけさせたい場合は2品種を近くに置いて栽培するのがおすすめです。

第6位 プレゼントにも最適な大型観葉植物「ドラセナ・マッサンアゲナ」

第6位 プレゼントにも最適な大型観葉植物「ドラセナ・マッサンアゲナ」

日本で最も有名な観葉植物といっても過言ではない「ドラセナ・マッサンゲアナ」。耳慣れない名前ですが、別名である「幸福の木」の名を聞けば、聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか。
太くまっすぐに伸びた幹から薄黄色の斑が入った鮮やかなグリーンの葉を広げるドラセナ・マッサンゲアナは、「幸福」「幸せな恋」など縁起のよい花言葉を持つため、新たな門出のお祝いや、大切な人への贈り物としても喜ばれ、観葉植物のなかでもトップクラスの人気を誇ります。

さまざまなサイズがありますが、室内向けの鉢植えでは1~1.5mほどの大きさのものが多く、お部屋に置けばスタイリッシュなリゾート風のインテリアに。
日光が好きな植物なので、日当たりのよい場所に置くか、日中は屋外で日光浴をさせるのがおすすめです。
一般的に流通しているものは幹の生長点でカットされ防腐剤が塗られているので、それ以上幹が高くなることはありませんが、脇芽が上に向かって生長することで大きくなっていくので適度に切り戻しをして形を整えましょう。

第7位 独特の見た目がキュートな大型観葉植物「ガジュマル」

第7位 独特の見た目がキュートな大型観葉植物「ガジュマル」

太く丸みのある幹に青々とした葉を茂らせ、力強い生命力を感じさせる「ガジュマル」は、そのユニークな見た目と育てやすさで人気の観葉植物です。
樹高10cmほどの卓上サイズから、2mほどの鉢植えまで幅広いサイズで販売されているので、置き場所や鉢との組み合わせなどさまざまな楽しみ方ができるのも魅力。
自生地の一つである沖縄では精霊「キジムナー」が宿る聖なる木ともいわれ、幸せを呼び込む木として大切にされています。

その生命力の強さから「健康」と花言葉をつけられるほど丈夫なガジュマルですが、寒さには弱いので屋外で育てていても冬の間は室内で管理しましょう。インテリアとしてお部屋に飾る場合は日当たりのよい場所が理想です。
株が大きくなりお手入れで剪定をしたら、ぜひ挿し木にして増やしてみてください。複数の株を育てて、それぞれに異なる個性的な樹形を並べてみるのも、ガジュマルの楽しみ方の一つです。

第8位 お部屋に南の風を運ぶ大型観葉植物「フェニックス・ロベリニー」

第8位 お部屋に南の風を運ぶ大型観葉植物「フェニックス・ロベリニー」

ヤシ科特有のすらりとした優美な樹形が印象的な「フェニックス・ロベリニー」。
「The ヤシの木」とでもいうべきまっすぐに直立する幹と、さらさらと風に揺れる光沢のある葉は、お部屋にいながらにして南国リゾート気分を満喫させてくれます。
常夏をイメージしたホテルや飲食店のインテリアに取り入れられることが多く、存在感のある葉は切花としてアレンジメントに用いられるなど、大型の観葉植物のなかでは比較的ポピュラーな種類です。
不死鳥のように広げた葉に、降り注ぐ日差しを浴びて生き生きと育つ様子からつけられた花言葉は「躍動感」。その力強いイメージにあやかり、ビジネスの成功や発展を願う贈り物としても喜ばれます。

室内にも置ける1.5~2mほどの大きさで流通していますが、鉢植えでも4mくらいまで生長する場合があるので高さに余裕のある場所に置きましょう。直射日光に強いので、室内なら日当たりのよい窓際へ。
冬でも気温が5度を下回らない温暖な地域なら屋外で越冬可能です。暖かい季節は玄関先に鉢を置き、おうちのシンボルツリーとして飾るのもおすすめです。

第9位 インテリアグリーンの定番!大型観葉植物「パキラ」

第9位 インテリアグリーンの定番!大型観葉植物「パキラ」

鮮やかな緑色の葉を手のひらのように広げた姿が魅力的な「パキラ」は、丈夫で育てやすいことでも知られている定番人気の観葉植物です。
複数の若木の幹を編み込んで育てた「編み込みパキラ」は、グリーンを取り入れたおしゃれなインテリアにぴったり。同じパキラでもくねくねと幹が曲がっているものや、すっきりとストレートに育てた一本ものなど、仕立て方によって異なる樹形が楽しめる奥深さもあります。

「快活」「勝利」といったポジティブな花言葉を持ち、初心者でも育てやすいので自宅用はもちろんプレゼントにもおすすめ。
原産地では高さ20mにもおよぶ常緑の高木ですが、家庭用の観葉植物として流通しているものは10cmほどのミニ観葉から大型でも2mほどのものが一般的です。生長スピードが早く、肥料を与えながらきちんと植え替えをしてあげればどんどん大きくなります。
また種から育てた場合、長く上手に育て続けるとまれに花を咲かせることがあるので、人とは違う楽しみ方をしてみたい人や、観葉植物に慣れている人は開花を目指して育ててみるのもよいかもしれません。

第10位 ワイルドな樹形が魅力!大型観葉植物「ユッカ」

第10位 ワイルドな樹形が魅力!大型観葉植物「ユッカ」

まっすぐに上に伸びる細く尖った剣状の葉がシャープな印象を与える「ユッカ」は、その雄々しく力強いイメージから「青年の木」とも呼ばれています。花言葉も「勇壮」「偉大」と、実に逞しい雰囲気のある観葉植物です。

自生地では樹高10mを超えますが、観葉植物として鉢植えで育てている場合は30cmくらいの大きさから、大きくなっても2mほどまでのものが一般的。地植えにも適しているので、お庭のシンボルツリーとして大きく育てたければ日当たりのよい明るい場所に植えましょう。

インテリアグリーンとして室内に飾る場合は、風通しがよく日の当たる窓際に。上向きに葉を茂らせるユッカは風水的に陽の気を帯びているとされるので、気を呼び込みやすい玄関やベランダに置くのもおすすめです。
幹が太く次々と葉が茂るワイルドな樹形をしていますが、上に向かって生長するのであまりスペースはとらずにスタイリッシュな雰囲気を演出してくれます。

第11位 見ているだけで元気になれる大型観葉植物「アレカヤシ」

第11位 見ているだけで元気になれる大型観葉植物「アレカヤシ」

しなやかな茎から明るい黄緑色の葉を羽のように広げる、ゆったりとした優美な佇まいがなんとも涼し気な「アレカヤシ」。同じヤシ科の「フェニックス・ロベリニー」と並び、南国リゾート風やアジアンテイストのインテリアにぴったりな観葉植物として高い人気を誇っています。
降り注ぐ太陽の光を浴びると細長い葉が黄金色に見えることから「黄金竹椰子(こがねたけやし)」という和名を持ち、見る人を元気にしてくれる活力に溢れた植物です。

暖かい地方では街路樹として植えられている大型の植物ですが、家庭用の観葉植物としての大きさは1.5mほどで、お部屋のイメージを決めるシンボルツリーにちょうどよい大きさといえるでしょう。
葉が下向きに生えるアレカヤシは風水的には心を落ち着ける陰の気を持つとされているので、リラックスして過ごしたいリビングをはじめ、仕事部屋や寝室に置くのもおすすめです。
耐陰性があり日当たりのよい場所に置けば室内でも育てやすいですが、冬の寒さには注意が必要。すくすくとよく育つ植物なので、ミニ観葉から大きく育て上げてみるのもよいかもしれません。

第12位 楽しみ方の幅が広い!大型観葉植物「フィカス・ベンジャミン」

第12位 楽しみ方の幅が広い!大型観葉植物「フィカス・ベンジャミン」

ガジュマルの仲間である「フィカス・ベンジャミン」は、小ぶりで可愛い艶々とした葉をたくさん茂らせるインテリアグリーンとして人気の観葉植物です。
濃い緑の葉をワサワサと茂らせた「スタンダード仕立て」や、幹を編み込んだ「編み込み仕立て」など、仕立てによって異なる樹形を楽しめるのも魅力の一つ。なかでも編み込み仕立ての幹に枝葉を丸く刈り込んだ「玉造り」は、シンプルながらも存在感がありお部屋のおしゃれなワンポイントとして活躍してくれます。

丈夫な性質で日当たりのよい場所に置けばすくすくと育つので初心者でも扱いやすく、「永遠の愛」や「友情」「結婚」といった幸せなイメージの花言葉を持つことからお祝い事のプレゼントにもおすすめ。
生命力旺盛で樹形が崩れやすいので綺麗な形を保つには定期的な剪定が必要ですが、ゴムの木の仲間でもあるベンジャミンの樹液にはアレルギー反応を起こす成分が含まれるため、お手入れの際には直接肌に触れないよう注意が必要です。

第13位 昼と夜で表情が変わる大型観葉植物「エバーフレッシュ」

第13位 昼と夜で表情が変わる大型観葉植物「エバーフレッシュ」

小さな葉がいくつも連なる繊細な葉姿と、細く伸びる華奢な枝ぶりがナチュラルな雰囲気を醸し出す「エバーフレッシュ」は、就眠運動というユニークな性質を持つネムノキの仲間です。
昼は爽やかな黄緑色の葉を広げ、夜になると葉を閉じて眠る様子がかわいらしく、クセのない優し気な姿形からインテリアに取り入れやすい点も人気の理由。

「胸のときめき」「歓喜」などの花言葉を持ち、中国ではネムノキは夫婦円満の象徴として知られているため縁起のよい贈り物としての需要があるほか、丈夫で育てやすく、初めての観葉植物としてもおすすめの植物です。
原生地では30mを超える高木ですが、観葉植物としては10cmほどの小型タイプから2mくらいの大型の鉢ものまでさまざまなサイズで流通しているので、置き場所に合わせたサイズを選びましょう。健康的な就眠運動を楽しむためには、日当たりのよい窓際に置いてください。
うまく育てば、春から夏にかけてネムノキに似た薄黄色の小さな花を咲かせ、そのあとに実る赤い実から種を収穫して楽しむこともできます。

第14位 白い幹に緑の葉がおしゃれな大型観葉植物「フィカス・ベンガレンシス」

第14位 白い幹に緑の葉がおしゃれな大型観葉植物「フィカス・ベンガレンシス」

丸みを帯びた大きな緑の葉と、うねるように曲がって伸びる白い幹がモダンな雰囲気を演出してくれる「フィカス・ベンガレンシス」は、観葉植物のなかでも最もポピュラーなゴムの木の仲間です。
やわらかな印象の樹形はどのような空間にも馴染むので、リビングや寝室など日当たりのよい場所ならどこにでも飾れるうえに、生命力が強く特別なお手入れをしなくても育てやすいため、幅広い層から高い人気を集めています。

テーブルや棚に飾れるサイズから、シンボルツリーにふさわしい2m近いものまでありますが、ベンガレンシスの魅力である大ぶりな葉を最大限に楽しむなら8号鉢や10号鉢くらいの大型のものがおすすめ。置き場所に合った樹高で幹が大きく曲がっているものを選ぶと、より見栄えのするインテリアグリーンになります。
ゴムの木と同じく、ベンガレンシスの樹液はアレルギー反応を引き起こす場合があります。剪定や植え替えの際には手袋やエプロンを着用し、樹液が直接肌に触れないよう注意が必要です。

大型の観葉植物の選び方|置き場所や生育環境に注意

大型の観葉植物の選び方|置き場所や生育環境に注意

一つ置くだけでお部屋の雰囲気をグッとグレードアップしてくれる大型の観葉植物ですが、大型なだけに、お部屋のなかで占めるスペースもかなりのもの。生活動線やお部屋全体との調和も考えつつ、家具を買うときと同じような気持ちで慎重に選びましょう!
置き場所や生育環境など、選ぶときに気を付けたい注意点をまとめました。

置き場所で選ぶ

多くの観葉植物は、日当たりのよい場所を好みます。玄関やリビング、オフィスなど屋内に置く場合は、生育に必要な日当たりと風通しが確保できるかを念頭に置いて選びましょう。
日当たりの悪い場所に置く場合は、耐陰性の強い種類を選んだり、鉢ごと移動して日光浴をさせてあげられるサイズを選ぶようにしてください。

育てやすさで選ぶ

せっかく見栄えのする大型の観葉植物を買っても、適切なお手入れができずに枯らしてしまったらガッカリですね。
種類によって特性が大きく異なる観葉植物は、育てやすさも種類によって異なります。
初めて観葉植物を育てる人や、日頃忙しくてこまめなお手入れができない人は、あまり手間のかからない頑丈な種類を選ぶようにしましょう。
耐陰性や耐寒性が強く、デリケートな気温調節が必要のないものもおすすめです。

花言葉や風水効果で選ぶ

抜群の存在感を持つ大型の観葉植物を置くなら、花言葉の意味や風水効果にも注目してみましょう。
ゴムの木の「永遠の幸せ」や、パキラの「快活」、ガジュマルの「健康」といった素敵な花言葉を持つ植物は、身近に置いてポジティブな気持ちにしてくれるだけでなくプレゼントとしても喜ばれます。
風水においては上向きの葉は陽の気、下向きの葉は陰の気を持つとされ、それぞれに運気を上げたり精神を静めリラックスさせてくれる効果が期待できます。

大型観葉植物のレイアウト|窓や他植物とのバランスを大切に

大型観葉植物のレイアウト|窓や他植物とのバランスを大切に

大型サイズの観葉植物は、お部屋のイメージを決めるシンボルツリーとなるほか、オフィスなどの広い空間ではナチュラルな空気感を取り入れるインテリアとしてもおすすめ。
葉や樹形の特徴を生かしてレイアウトすることで空間に変化を生み、おしゃれでリラックスできる部屋作りを実現できます。
上手に飾って、人にも植物にも居心地のよいお部屋を完成させましょう。

窓際に置く場合は、樹高と窓の高さに注意

日光を好む大型観葉植物を窓際に置く場合は、樹高と窓のサイズに注意しましょう。
枝や葉が窓枠よりも上になると、光が当たらない部分が生育不良を起こし全体の見た目が悪くなってしまいます。
窓枠の大きさに合わせた植物を選ぶか、窓枠を超える高さにならないよう剪定などで調節し、植物が明るい光のなかで元気よく見えるようにしてください。

ほかの観葉植物との大きさのバランスを考慮して

大型の観葉植物を室内に飾る場合は、ほかの観葉植物とのバランスも重要です。
基本的にはメインとなる大きなものを一つだけ置き、ほかは小さなものにしたり、ハンギングで見せ方を変えるなどアシンメトリーな配置にするのがおすすめ。
また、大きな植物をあえてベッドやテーブルに近づけて置くことで、さりげなくナチュラルな間仕切りとしても利用できます。

間接照明でムーディーな雰囲気に

日の光に映える緑が美しく、部屋を明るい雰囲気にしてくれる観葉植物ですが、間接照明と組み合わせることで昼間とはまた違った表情を見せてくれます。
枝葉の高さを生かしながらブラケットライトなどで光を当ててあげると、壁や床に現れるやわらかな影がムーディーな空間を演出。
暖色系の照明はリラックス効果も高く、一日の終わりのくつろぎタイムにぴったりです。

観葉植物 大型

観葉植物 大型

インテリアグリーンとして高い人気を集める大型観葉植物ですが、大型なだけに購入までのハードルが高かったり、枯らしてしまうのが心配な人も多いのではないでしょうか。
置き場所のスペースに合わせた実際の植物のサイズの見極めも重要ですが、そもそも欲しい種類の大型植物は規模の大きな園芸店やホームセンターにも行かないと見つからないということも。
そこでおすすめなのが、通販サイトを利用しての購入です。通販サイトなら、店頭まで足を運ぶことなく豊富にとりそろえられた大型観葉植物のなかから好みのものをじっくりと選べるうえに、購入してから運ぶ手間もありません。

存在感抜群で癒し効果も高い大型の観葉植物は、おしゃれなインテリアとしてお部屋に一つは取り入れたい人気アイテム。
初心者でも育てやすい種類も多くあるので、この機会にお迎えしてワンランク上のお部屋作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。