自宅から簡単にお買い物ができるインターネットショッピングは年々利用者も増加傾向です。
もちろん、ネットショップではお花の注文も手軽にでき、新鮮な生花を実店舗に行かずに購入することが可能。一方、ネットショップを利用する場合、値段が安いかどうかは予め確認しておきたいポイントのひとつですね。
お花のネットショップやサブスクはたくさんありますが、どうせなら品質が良くて値段が安いサービスを選びたいですよね。
本記事では、安いのにクオリティが高いお花の配達サービスを見つける方法をご紹介します!
安いと不安?お花の配達サービスとは
まずは、自宅にお花が届く配達サービスにはどんな種類やオプションがあるか、一覧形式でご紹介しましょう。エリアによっては自宅まで即日送れるサービスやお急ぎ便といった、便利な配送サービスがありますよ。
通常配送
ホームページやショッピングサイトから商品を選び、自宅まで配達してもらう基本のサービスです。
スピード配達・お急ぎ便
中には、注文から1~2日以内にお花を発送してくれるスピード重視の配達サービスを提供している会社もあります。
サブスク(定期便)
サブスク(定期便)サービスとは、定額料金で契約するサービスのこと。
好きなお花のサブスクをネットから申し込むだけで、定期的にお花を届けてくれるので、いつも自宅に季節のお花を飾れるのが魅力です。
始めやすいよう、初回割引や送料無料サービス等を行っているサービスも多いので、試しに利用してみると良いでしょう。
おまかせ配送
お任せ配送では、イメージを伝えるだけで、お花のプロがチョイスしたお花を配送してくれます。お祝いや、大切な人へ贈るお花のプレゼントにもおすすめですよ。
安い?高い?お花の配達サービスの相場
お花の配達サービスはどれぐらいの金額が相場なのでしょうか?
お花を配達してもらう場合のサービス料金ついても知っておきましょう。
お花屋さんの配達サービス
お花の配達は、ブーケなどのアレンジメントを選び贈るサービスが多いです。
配送サービスによって料金が変わるので、予め確認しておきましょう。
送料が商品代金に含まれている場合
お花自体に送料が含まれている商品も多く販売されています。
ただし、送料込みの商品は「〇〇円以上購入した場合」といった一定額以上お花を購入することが条件になっている場合が多いです。花束やアレンジメントなど、比較的高額になりやすい商品を注文する時にお得でしょう。
送料が商品代金に含まれない場合
お花の商品代とは別に、送料がかかる場合もあります。
お花を送る際の送料がおおよそ1000円前後。またお花は暑さに弱いため、クール便が選択できるかどうか、クール便を選んだ時に費用が変わるかどうかも確認しておきましょう。
安いのに品質がいいお花の配達サービスはある?
では、安い価格帯で新鮮なお花を注文できるサービスはあるのでしょうか。
なるべく安く利用したいとは思いつつも、他のサービスより値段が低いと「もしかして品質が悪いのでは・・」と疑ってしまいますよね。
安くて高品質なお花のサービスを見極めるには、その安さの理由に注目することが大切です。
安くて新鮮なお花の配達サービスを見分けるには?
安くて新鮮なお花の配達サービスを見分けるには、そのサービスに安さの理由があるかどうかを確認しましょう。例えば「フラワーロス」に関連したお花の配達サービスは、安くて新鮮なことで知られています。
フラワーロスとは、フードロスやコスメロスなどと並ぶ廃棄問題の一つ。花農家の作るお花の出荷条件はとても厳しく、どれだけ新鮮で美しくても、「形が均一ではない」などの理由だけで多くのお花が廃棄されてしまうのです。
そういった品質が良いにもかかわらず廃棄予定のお花を活用した配達サービスなら、安いのに新鮮なお花をお届けできるのです。
フラワーロスはなぜ問題?捨てられるお花を安い配達サービスに
ここでは、フラワーロス問題についてもう少し詳しくご紹介しましょう。
フードロスなどに比べると、あまり注目を浴びることが少ないフラワーロスですが、実は花木業界に深刻な影響を与える問題です。
なんと、育てられたお花の3~4割は日の目を見ないまま破棄されているとも考えられています。お花の廃棄割合は食品関係よりも大きく、毎年1500億円もの経済損失の原因となっていると言われているのです。
そんな時に新型コロナウイルスが拡大したことで、冠婚葬祭の自粛・縮小が相次ぎ、フラワーロスを増やす追い風となってしまいました。
お花の利用シーンが減ってしまうと、花農家の経営は困難となり、人生のあらゆる場面を彩るお花の流通も減ってしまうでしょう。
お花を買って社会貢献!?廃棄予定のお花を使った安い配達サービス
そういった問題を少しでも改善に導くべく、最近ではフラワーロスの解決をテーマに掲げるお花の配達サービスも増えてきています。
フラワーロスを減らすために運営しているサービスを利用すると、社会貢献につながります。さらに届いたお花を飾れば、優しい気持ちになれることでしょう。
あなたも一度、長年社会問題になっている「フラワーロス」について考えてみませんか?
フラワーロス配達サービス「安い値段」で「個性的なお花」を
安い値段でお花を楽しむことができるのは、消費者としては非常に嬉しいサービス。
届いたお花の楽しみ方もそれぞれです。
「ふぞろい」だからこその美しさ
お花屋さんの店頭に並ぶ整った花も素敵ですが、形が整わないからこその自然な美しさもあります。野花のように個性的な形をしたお花をアレンジするのも、一味違った楽しみがあるでしょう。
高さを合わせて大きな花瓶にざっくり生けるとナチュラルで可愛くなるのでおすすめです。
小さな花瓶を用意して、一輪挿しとしてインテリアのポイントに。
お花を飾る場所と言えばリビングダイニングを思い浮かべますが、玄関・廊下・洗面所・キッチンなどに置くと、ふとした瞬間にお花に癒されることでしょう。
ドライフラワーに加工も◎
形が整わないお花であれば、ドライフラワーとして楽しむ方法もあります。
お花をドライにすると、生花の時よりも形が変化するので、ふぞろいでも気になりませんよ。
おしゃれなドライフラワーが完成したら、そのままフラワーベースに飾っても、スワッグやリースにしてもおしゃれですね。
アクセサリー・インテリアアイテムに
届いたお花を加工するのも良いでしょう。アクセサリーやインテリアアイテムは、自宅で簡単に作ることができます。
押し花
押し花を作る際には、水分が少なく花びらが分厚くないものが適しています。
ビオラ・カスミソウ・コスモス・ミモザ・スターチスといったお花は簡単に押し花にすることができます。
コースターやキャンドルのワンポイントにしても素敵。
ハーバリウム
お花関連のインテリアアイテムの中でも、大変人気のあるハーバリウム。
透き通ったガラスに込められたお花は、思わずうっとり眺めてしまいますよね。
通常ハーバリウムに使用されているのは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーです。
生花をハーバリウムに加工しようとすると、ハーバリウム液が腐敗してしまうのでおすすめできません。
購入したお花を数日楽しんだ後にドライにしてから加工するようにしましょう。
レジンアクセサリー
レジンアクセサリーを作る際も、まずお花をドライフラワーにすることが必須。
レジン液が固まったら、ピアスやブローチ、ヘアアクセサリーにして楽しんでくださいね。
手作りのレジンアクセサリーは自分用としてはもちろん、プレゼントにしても素敵です。
まとめ
本記事では、お花の配達に関する情報をまとめました。
お花屋さんの配達サービスは、スピード配達・おまかせ配送・簡易梱包など様々なサービスを行っています。お花の注文時には、送料が含まれているかどうかの詳細も確認しておくと良いでしょう。
フラワーロスの解決を目指すお花配達は、他のサービスと比較しても安いので、お花数本からでも気軽に注文することができます。
ご自宅用にはもちろん、誕生日は母の日のギフトとしても利用してみてはいかがでしょうか。