コラム

2022/07/21

誕生日のギフトに特に人気の花束は?贈る相手別の値段も解説!

「誕生日に贈って、特に喜ばれる花束は?」

誕生日に感謝を届けるギフトとして人気の花束。彼女や奥様、友達の誕生日に花束を贈ろうと考える方も多いでしょう。

しかし花束には数えきれないほどの種類があって、どれを選ぶべきか迷ってしまうもの。
可愛らしい薄ピンクの花束も、明るく元気なオレンジの花束も、定番の赤いバラの花束も、どれも魅力的です。
どの花束を選んでも、きっと素敵なプレゼントになるでしょう。しかし、せっかく誕生日に花を贈るなら、一番喜んでもらえる花を贈りたいところではないでしょうか。

そこで本記事では、贈る相手別に特に人気の花やぴったりの花を紹介します。渡す当日までの準備がスムーズに進むように、花を買うショップを選ぶポイントも解説しているので、お役立てください。

花束だけじゃない!誕生日に人気のフラワーギフト3選

花束だけじゃない!誕生日に人気のフラワーギフト3選

誕生日のフラワーギフトと言われて、真っ先に思い浮かぶのは花束でしょう。たしかに最も知名度が高いのは花束ですが、「フラワーアレンジメント」や「プリザーブドフラワー」も誕生日のギフトに人気です。同じ花を使っていても、花束とフラワーアレンジメントでは贈るべき相手が違います。そこで、人気の花を紹介する前に、人気のフラワーギフトの特徴を解説していきます。

花束

最も馴染みの深いフラワーギフトは、切り花を束ねて作った花束です。

花束の特徴は、同じボリュームなら、後ほど紹介するフラワーアレンジメントよりも安く買えることです。花を入れる器などの資材が必要なフラワーアレンジメントに対して、花束は花以外の資材をほとんど必要としないためです。同じ予算であれば、花束のほうが豪華なものを購入できます。

花束をもらったら、花瓶に活けるのが一般的です。花瓶を選んだり、茎や葉をハサミで切ったりしながら活けていきます。花が好きな方や花に興味がある方なら、活けて楽しむこともできる花束がプレゼントにおすすめです。

フラワーアレンジメント

「フラワーアレンジメント」は、水を吸ったスポンジにたっぷりの花を挿したフラワーギフトです。聞き慣れない方もいるかもしれませんが、フラワーアレンジメントは花束と並んでとても人気があります。

フラワーアレンジメントの特徴は、もらってからのお手入れが簡単なことです。花束をもらった場合は、花の茎や葉を切って、用意した花瓶に活ける必要があります。定期的な水の交換も必要です。

しかし、もともとカゴや陶器などの器に入っているフラワーアレンジメントなら、もらった後そのまま自宅に飾れます。また、フラワーアレンジメントは水を吸ったスポンジに花が活けられているので、水を定期的に入れ替える必要もありません。渡す相手が仕事や家事で忙しいなら、フラワーアレンジメントを贈るのがおすすめです。

プリザーブドフラワー

「プリザーブドフラワー」とは、保存加工された花を使ったフラワーギフト。特殊な液体に浸すことで、生花に脱水処理と保存加工を行います。
プリザーブドフラワーを使ったギフトにもさまざまな種類がありますが、ボックスの中に複数種類のプリザーブドフラワーを敷き詰めたボックスタイプが特に人気です。

プリザーブドフラワーの一番の特徴は「長く楽しめる」ということ。もらってから2年から3年もの間、生花の風合いや鮮やかさ、花の形を楽しめます。直射日光や湿気を避けるなどの注意点はありますが、プリザーブドフラワーは水やりが不要なので管理の手間もかかりません。

長時間きれいに咲いた状態を保つことができるプリザーブドフラワーは、思い出を形に残したいときにおすすめです。もらった相手はプリザーブドフラワーを見返すたびに、その日のことを思い出してくれるでしょう!

彼女の誕生日に贈りたい花束は?値段・渡すタイミングもご紹介

彼女の誕生日に贈りたい花束は?値段・渡すタイミングもご紹介

ここからは、贈る相手別に特に人気のある花や値段を紹介します。

彼女の誕生日にお花を贈るなら「バラ」や「ガーベラ」が人気

彼女の誕生日に贈るお花としては「バラ」や「ガーベラ」が特に人気です。

バラは定番の花なので、「ありきたりなギフトになるのでは」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、実際のところ年に何度も花をもらう女性はあまりいません。そのため、定番の花だからこそ喜んでもらえることもあるでしょう。

また定番の花は、季節を問わず購入することができます。迷ったらバラ、バラよりも気楽な雰囲気で贈るならガーベラをメインに使ったものを選ぶのがおすすめ。

定番の花を選ぶだけでは物足りなさを感じる場合は、花の色を相手の好みに合わせてみてください。バラやガーベラは色が豊富なので、好みに合わせて色を選びやすいですよ。

彼女の誕生日に贈るフラワーギフトの値段

彼女の誕生日に贈るフラワーギフトの値段は、5,000円から10,000円です。この価格帯の花束のサイズは、片手で持てる大きさから両手で持つ大きさまで幅がありますが、片手に収まる大きさがおすすめです。

彼女を車で送るなら、大きな花束でも問題ありません。
しかし、彼女が自分で持って帰るなら、両手がふさがってしまう花束は負担になりますし、周囲の注目を集めてしまいます。片手で持てるサイズであっても、品質の良い花を使ったギフトなら見栄えも十分。
そのため、花束を選ぶ際には適度な大きさと高い品質を重視すると良いでしょう。

ここまで花束の選び方についてお伝えしましたが、花束の渡し方が気になる方も多いと思います。
アクセサリーのようなギフトと比べてボリュームがあるので、隠し場所を考える必要があります。また、花束は日常的には渡さないので、どのタイミングなら自然に渡せるかイメージがつきにくいでしょう。

そんな方は、通販サイトを活用して、彼女の家に直接ギフトを届けてみてはいかがでしょうか。
デート後や仕事終わりに帰宅する時間を前もって確認しておき、その時間に花が届くように指定します。サプライズ演出もできて、鮮度の良い花を届けられるおすすめの方法です。

奥様の誕生日に贈りたい花と値段

奥様の誕生日に贈りたい花と値段

定番の「バラ」や可愛い見た目の「ガーベラ」は、奥様の誕生日に贈る花としても人気です。

先ほどお伝えした通り、誕生日に贈る花は定番のもので問題ありません。一年間に何度も花をもらう人は少なく、定番の花でも新鮮なプレゼントになるためです。
定番の花を使ったギフトに憧れる女性は多いので、珍しい花よりも定番の花のほうが喜ばれるケースも多いですよ。

バラを贈るなら、花言葉で色を選んでみるのがおすすめ。赤なら「愛情」、白なら「純血」や「尊敬」、ピンクなら「可愛い人」や「感謝」など、色によってさまざまな意味があるので、合うものが見つかるはずです。また、バラを贈るなら、年齢分の本数を贈るのも素敵ですよ。

奥様に贈るフラワーギフトの値段は、5,000円から10,000円です。バラの花をたくさん使ったギフトなら、もう少し値段が高くなるかもしれません。選ぶ花のイメージがつかない場合は、値段も参考にしてみてください。

より喜んでもらうためのポイントは、「花瓶の有無に応じたギフト選び」と「メッセージカードを付けること」です。
前項でお伝えした通り、花束はもらった後に花瓶に飾る必要があります。花瓶がご自宅にない場合やあるかどうか分からない場合は、花瓶いらずのフラワーアレンジメントを選びましょう。

結婚すると毎日一緒にいるのが当たり前なので、伝えたいことがあっても後回しになりがちです。そこで、メッセージカードも花と一緒に贈ってみてください。日頃の想いを伝えることで、改めてお互いの魅力や大切さに気づけますよ。

友達の誕生日に贈りたい「黄色のガーベラ」や「トルコキキョウ」の花束と値段

友達の誕生日に贈りたい「黄色のガーベラ」や「トルコキキョウ」の花束と値段

仲の良い友達に贈る花には、「黄色のガーベラ」や「トルコキキョウ」がおすすめです。

黄色のガーベラの花言葉は「優しさ」「親しみやすさ」です。
親しく接してくれる友人の優しさへの感謝を表現するのにぴったりです。黄色いガーベラがメインの花束は、明るい印象になります。見た目という点でも人気が高い黄色いガーベラ。親しい友達には、感謝を込めて黄色のガーベラを贈ってみてください。

トルコキキョウも、友達の誕生日に贈りたい花です。トルコキキョウの花言葉は、「良い語らい」。良い語らいとは、親密な間柄で親しく言葉を交わすことを意味します。「これからも、本音や素直な気持ちを伝え合える友だちでいよう!」というメッセージを込めて、トルコキキョウを贈ってみると良いでしょう。

友人に贈る花の値段は、3,000円から5,000円が一般的です。
渡す花束が高価だと、相手が「なんだか悪いな」と感じたり、負担になったりすることもあります。値段は状況によって変わりますが、相手に余計な気を遣わせないかという点も考慮して選ぶと良いでしょう。

彼氏の誕生日に花束は喜ばれる?贈りたい花と値段

彼氏の誕生日に花束は喜ばれる?贈りたい花と値段

彼氏の誕生日ギフトとして花を検討中の方もいるかと思います。「男性は花をもらってうれしいの?」と疑問に感じるかもしれません。
しかし、男性にとっては特にお花のギフトをもらう機会が少ないため、プレゼントされて嬉しく感じる男性も意外といるものです。

ただし、花のみのプレゼントでは物足りなさを感じる男性も多いでしょう。
そのため、あくまで財布やボールペンなどのメインギフトに添えるものとしてお花を渡すのがおすすめです。

男性に贈るギフトの種類は、花束よりもフラワーアレンジメントがおすすめです。フラワーアレンジメントなら、花瓶に入れ替えることなくすぐに飾れて、水やりも必要ありません。贈った後のことも考えて選んだギフトなら、よりいっそう喜んでもらえるでしょう。

お母様の誕生日に贈りたい花と値段

お母様の誕生日に贈りたい花と値段

お母様の誕生日に贈りたい花は、「バラ」や「ガーベラ」です。バラやガーベラは、彼女や奥様に贈る花として前の項目でおすすめしましたが、お母様にも喜ばれやすい花です。

上品なお花が好みのお母様には、バラを贈りましょう。
定番の色は「愛情」を表す赤と「感謝」を表すピンク、「尊敬」を表す白。花言葉とお母様の好みをふまえて選んでみてください。

華やかで可愛らしい花が好みのお母様なら、ガーベラがおすすめです。
ガーベラも色ごとに花言葉が変わります。赤なら「いつも前向き」、ピンクなら「感謝」や「思いやり」、白なら「希望」です。伝えたいメッセージで選んでみてください。

お母様に贈るフラワーギフトの値段は、3,000円から5,000円が一般的です。値段相場は贈る花の種類によっても変わりますが、目安として知っておくと良いでしょう。

目上の方の誕生日に贈る花束は上質・高級感を重視して

目上の方の誕生日に贈る花束は上質・高級感を重視して

お世話になった上司など、目上の方の誕生日に贈るフラワーギフトは、上品な雰囲気のものがおすすめです。

高級感のある上品なフラワーギフトは喜ばれやすいですし、相手への尊敬の気持ちも表現できます。
特におすすめなのが、全体の雰囲気を引き締めてくれる「バラ」を使ったギフトです。

目上の方に贈る花の値段は、5,000円から8,000円程度です。この価格帯なら片手に収まるくらいのほどよいボリュームで、高級感のあるギフトを選べます。還暦を迎える日のような特別な誕生日のお祝いなら、10,000円以上のフラワーギフトを贈るのも良いでしょう。両手で持つほどのサイズになるのでインパクトがあり、特別感を伝えられますよ。

花束選びに迷ったら?シーンに合ったお花ギフトの選び方

花束選びに迷ったら?シーンに合ったお花ギフトの選び方

ここまでは、贈る相手別の定番の花と値段相場を解説しましたが、あえて定番を外したい方や別の選び方をしたい方もいるかと思います。そこで、代表的な花の選び方を紹介していきます。

花の色合いで選ぶ

贈る相手の普段のファッションを思い浮かべ、相手が好きな色のギフトを選ぶのも良いでしょう。贈る相手の性格や雰囲気を色で伝えるのも素敵ですよ。

色が表す一般的なイメージは次の通りです。

  • レッド系:モダンでおしゃれ、都会的、情熱的
  • オレンジ系:明るく元気、温かい
  • 薄ピンク系:優しくキュート
  • ホワイト・グリーン系: 上品、ナチュラル
  • パステルカラー系:柔らかい、大人っぽい

「フラワーギフトの種類が多くて選べない」という方も、色で絞れば選びやすいですよ。値段と色合いの組み合わせで選べるショップもあるので探してみてください。

花言葉で選ぶ

伝えたいメッセージが明確なら花言葉で選ぶのもおすすめです。プレゼントに人気の花言葉を持つ花は、次の通りです。

  • 感謝:ピンクのバラ、白いダリア、ピンクのガーベラ
  • 愛情:赤いバラ、カーネーション、マーガレット
  • 尊敬:黃色いバラ、白いユリ
  • 優しさ・思いやり:チューリップ、黄色のラナンキュラス

「門出」の意味を持つスイートピーや、「希望」「チャレンジ」の意味を持つ赤いガーベラを贈って、明るい未来を祈る気持ちを込めても良いでしょう。

また、バラの花言葉は色だけでなく、本数によっても変わります。
本数ごとの意味は次の通りです。

  • 1本:一目惚れ
  • 3本:告白
  • 5本:あなたに出会えてうれしいです
  • 8本:思いやりに感謝しています
  • 10本:あなたは完璧
  • 11本:最愛の人
  • 13本:永遠の友情
  • 18本:誠実

品種ごとの花言葉と本数による花言葉を持つバラなら、2つの要素を組み合わせた意味ももたせられます。
例えば、11本の赤いバラなら、「最愛の人」と「愛情」というメッセージなので、相手への愛情を強調できます。
このように、喜んでもらえそうなメッセージになる色や本数で選んでみるのも良いかもしれませんね。

季節の花を選ぶ

誕生日のフラワーギフトは、季節の花で選ぶのもおすすめです。
四季がある日本で育った私たちにとって、季節の花は親しみのあるもの。そんな季節が感じられるお花を使ったギフトなら、忙しく過ごしている方にも喜んでもらいやすいでしょう。

季節ごとのおすすめの花は次の通りです。

  • 春:チューリップ、ラナンキュラス、スイートピー
  • 夏:ヒマワリ、ユリ
  • 秋:コスモス、ダリア
  • 冬:スイセン、シンビューム

季節は花の色で表現することもできます。例えば、夏には涼しさを感じさせてくれる青のプリザーブドフラワー、冬にはクリスマスツリーの「緑」とサンタの「赤」、雪の「白」を使ったフラワーギフトも良いでしょう。

フラワーギフトを買うショップ選びのガイド

フラワーギフトを買うショップ選びのポイント

贈りたいフラワーギフトが決まっても、どのショップで購入するのか悩む方も多いのではないでしょうか。フラワーショップは、街にもネット上にもたくさんあります。ショップ選びにはいろんなポイントがありますが、中でも重要なものを解説します。

イメージを確認してから買うなら実店舗よりも通販を選ぶ

フラワーショップは、実店舗と通販ショップに分けられますが、イメージ画像を見比べながら選ぶなら通販ショップがおすすめです。
インターネットを使えば、全国の花屋が作ったフラワーギフトを探せます。さまざまな種類の中から条件を絞って探せるので、相手にぴったり合うものを見つけやすいですよ。

スキマ時間にスマートフォンで調べられて、受け取りに出かける必要がないのも通販ショップの魅力です。実店舗で購入する場合は、選ぶときと受け取るときの2回足を運ぶ必要があります。そのため、近くに行きつけの花屋がない方は通販ショップから探す方が手軽ですよ。

品質を重視しているショップを選ぶ

多くの方にとって通販ショップのほうが便利なことをお伝えしましたが、通販ショップの中でも品質を重視しているショップから選ぶのがおすすめです。

生花はとても繊細なので、育てる人や仕立てる人のこだわりによって、見た目の華やかさが大きく変わります。たとえ同じ花を同じようにアレンジしたギフトでも、見た目は違ってきます。

コストパフォーマンスの良いギフトは魅力的です。しかし、花の品質があまり重視されていないと、「ボリュームがあって豪華そうだけど、近くで見ると花に元気がない」ということもありえます。

花は新鮮な状態で渡すことが重要です。
どんなに相手を想って選んだ花も、元気がなかったら台無しです。逆に強く美しく咲いた花は、プレゼント全体の魅力をさらに上げてくれます。そのため、お店を選ぶときは、品質へのこだわりが強いショップかどうかを意識してください。

誕生日に花束を贈りたいと思っても、種類が豊富で迷う方もいるかと思います。そんな方は定番の花を使ったギフトを選んでみてください。定番の花には「定番」となった理由があります。相手の期待を外すことが少なく、喜んでもらいやすいですよ。