クリスマスにいつもと違う雰囲気を出したいときには、赤い花を飾ってみましょう。クリスマスの赤い花といえば、ポインセチアを連想する人も多いのではないでしょうか?
ですが、クリスマスの時期に赤い花をつけるのは、ポインセチアだけではありません。
赤はクリスマスのテーマカラーの一つ。赤以外では緑と白の色が聖なるクリスマスにちなんだ色で、それぞれきちんと意味があります。
赤は「キリストの血」を表し、緑は「永遠の命」、白は「純潔」を意味していて、赤い色を飾ることで神への信仰心を表しているそうです。
赤い色がひとつあるだけで、クリスマスの雰囲気がぐっとアップします。ポインセチアを含めたクリスマスにふさわしい赤い花を紹介します。
クリスマスには欠かせない『赤い花』
クリスマスといえばサンタクロースやツリー、プレゼントなどワクワクする事がいっぱいありますよね?
クリスマスカラーの中でも一番目立つ色「赤」は、サンタクロースの衣装や、クリスマスのオーナメントなどにも多く使われているカラーです。
クリスマスリースに取り入れたり、テーブルに飾ったり、赤い花を取り入れる事でクリスマスを大人な雰囲気で楽しむことができます。
普段花に馴染みがない人でも取り入れやすいのも魅力的。おしゃれな大人なクリスマスにしてみませんか?
クリスマスに飾る花は『赤』『白』『緑』が定番!メインは赤い花
クリスマスのオーナメントは、クリスマスカラーを合わせるとクリスマス感が増します。クリスマスカラーといえば赤・緑・白の三種類。
その中でも一番目を惹く赤い色をメインにするとクリスマスの雰囲気が引き立ちます。ギフトや他の飾りも色を合わせておくと調和がとれます。
まず赤を配置して、他の2色は補う役目でバランスを取るようにすると良いでしょう。
クリスマスの雰囲気づくりには飾り付けのバランスが大切。
「最初に赤」とおぼえておきましょう。
クリスマスに飾りたい!おすすめの赤い花7選
クリスマスのテーマカラーの主役「赤」。
対比色の緑とのコントラストや白との組み合わせは、いろいろな場面で使われていますよね?
赤いクリスマスの花といえば、ポインセチアが有名です。ですがほかにもクリスマスカラーの赤い花はあります。
ポインセチアを含めたクリスマスにおすすめな赤い花の特選7種類を「花言葉」を合わせて紹介します。
ポインセチア
花言葉は「祝福する」
赤いバラ
花言葉は「愛しています」
ガーベラ
花言葉は「希望」
トルコキキョウ
花言葉は「永遠の愛」
胡蝶蘭(コチョウラン)
花言葉は「幸福が飛んでくる」
クリスマスローズ
花言葉は「わたしを忘れないで」
意外にもクリスマスの時期の赤いお花は種類が多いのです。
また、飾りだけではなく、花束やアレンジメントなどのクリスマスプレゼントとして贈るのも、これらのお花は素敵ですよ!
お花は好みがありますので、次章からはご紹介しました7選と、その他の赤い花を交えてご紹介していきます。
好みのお花があればぜひ今年のクリスマスに取り入れましょう。
似た名前のクリスマスの赤い花『ポインセチア』と『プリンセチア』
ポインセチアやプリンセチアは、赤をメインとしたクリスマスを代表する花です。
ポインセチア、プリンセチアがクリスマスに使われるようになったのは、キリスト教に由来しています。赤の部分は「キリストが流した血」、緑の葉は「永遠の命や愛」白は樹液で「純潔」を表しています。
ポインセチア、プリンセチアはもともとメキシコ原産の花であまり寒さには強くありません。長持ちさせるには、あまり水をあげすぎないで暖かい窓辺におきましょう。
さらにこの花をクリスマスにおすすめする理由は花言葉にもあります。花言葉は、「祝福する」、「聖夜」、「幸運を祈る」ですから、まさに聖なる夜を飾るのにぴったりですね!
名前も由来もぴったり!クリスマスの赤い花『クリスマスローズ』
クリスマスローズは、クリスマスの時期にちょうど咲く厚手の花びらが可愛らしい花です。ピンクのカラーのお花が多いですが、紫がかったものや赤もあります。
クリスマスローズは希少価値が高く植物の中ではかなり高価な部類です。高いものになると鉢の胡蝶蘭と同じぐらいの金額で販売されています。
クリスマスローズの花言葉は「わたしを忘れないで」。
クリスマスが過ぎた後でも思い出を忘れたくないという思いとともに、来年のクリスマスも楽しみになるような花言葉ですね。
ポインセチアと並ぶ人気!クリスマスの赤い花『バラ』
バラは姿も素敵ですがその香りにも癒されます。クリスマスにオススメなのは、やはり赤いバラです。赤いバラの花言葉は「あなたを愛しています」ですので、恋人や夫婦のきずなを育て、クリスマスでの特別なシーンを演出したい人におすすめです。
また、バラは本数によっても意味がある花です。
有名なものでは「プロポーズ」の108本のバラです。
かなり大きな花束になりますので重さも2~3キログラムもあり、まるで思いや決意の重さを反映しているようです。
もちろんご家族やパートナーなど大切な人に、バラにメッセージを託してプレゼントしても印象に残るクリスマスになるでしょう。
可愛らしさあふれるクリスマスの赤い花『シクラメン』
シクラメンも冬によくみられる花です。
シクラメンは別名が多く「かがり火の花」、「魔封じの花」、「治癒の花」、「聖母マリアの心臓」、「修道女の花」など多くの異名を持ちます。
シクラメンの花言葉には、「遠慮」、「気後れ」、「内気」、「はにかみ」、「嫉妬」という内向的な花言葉があり、花言葉を気にされる方には不向きかもしれません。
冬に咲く品種も!クリスマスの赤い花『チューリップ』
チューリップをクリスマスに!というと意外に思う人もいるかもしれません。
実はチューリップには、「クリスマスドリーム」という寒さに強い品種があり、クリスマスの季節でも咲いてくれるのです。
このクリスマスドリームは寒さに強いだけでなく寒さを好むので、長く持たせるのも寒いほうがよいと言われています。
チューリップの花言葉は「思いやり」。日常的に忙しく、クリスマスを過ぎた後もやさしい気持ちを忘れないようにしたいものですね。
チューリップは昼間花開いて夜は花を閉じます。クリスマス前に一輪だけでも飾っておくと、その様子に心が癒され、疲れた気持ちをいやしてくれるでしょう。
印象的なレッドカラーのクリスマスの赤い花『ガーベラ』
ガーベラは形も丸いフォルムがおしゃれで、どんな花と合わせても素敵な仕上がりになりますのでフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーにもおすすめのお花です。
花の形から太陽を連想させ、明るい未来を感じさせるガーベラの花言葉は「希望」です。
リースやクリスマスの飾りに飾り付けるとあっという間に目を惹く仕上がりに。クリスマスをおうちで飾り付けて楽しみたい人にもオススメですよ。
クリスマスのリースにも赤い花を使ってみよう!
クリスマスには赤い花を飾ることで、お祝いの場の雰囲気が一気にアップします。
クリスマスの花の飾り方は、そのまま花瓶に活けるだけでなくリースにもおすすめです。クリスマスをだれと一緒に過ごすかで飾る花を変えてもいいですね!
恋人同士で過ごすクリスマスにリースを添えたいときは、赤いバラやヤドリギがおすすめです。ヤドリギの下でキスをすると、そのカップルは幸せになれるという言い伝えもありますよ。
この時期の緑のカラーは、観葉植物の鉢植えなどがご家庭内にはあるかも知れませんが、広い葉っぱを持つ植物はあまりみかけない季節ですので、ヤドリギやもみの木は貴重な緑のカラーですね!
家族で子どもを含めて過ごすときは、ガーベラやポインセチアでぱっと花開くように仕上げましょう。
まとめ
クリスマスにオススメの赤い花をご紹介してきました。
その種類は意外にも多く、現在では品種改良を重ねた結果、冬には見かけられなかったお花も見ることができるようです。
赤いお花は目立ちますが、そればかりでは少々強い印象となってしまいますから、緑や白の赤以外のクリスマスカラーも入れてバランスをとってあげましょう。
クリスマスは飾りがあることでより一層たのしいものになります。
クリスマスを象徴するクリスマスカラーのお花をあしらって、今年のクリスマスを特別なものにしましょう!