コラム

2022/06/29

成人式のお祝いのポイント!花束を贈って素敵な思い出を作ろう

成人式は、子どもから大人へと大きな一歩を踏み出す儀式。
今まで育ててくれた人への感謝の気持ちを抱え、夢の実現に向けて歩む新成人を祝います。

一生に一度の成人式には、特別なお花のギフトでお祝いの気持ちを贈りたいですね。

とはいえ、成人式にはどのような花がふさわしいのでしょうか。また、お花選びで知っておくべき気を付けるポイントなども気になるでしょう。

そこで本記事では、成人式に渡す花束のポイントや花束の種類、花の形状、成人式にふさわしい花をご紹介します。
素敵なフラワーギフトを用意して、新成人をお祝いしましょう。

成人式に渡す花束の選び方 5つのポイント

成人式に渡す花束の選び方 5つのポイント

成人式に渡す花束の選び方にはいくつかのポイントがあります。気を付けたいポイントを押さえて、成人式に華を添えましょう。

成人式のお祝いにふさわしい花は、振袖やスーツなどに合った色を選びます。

成人式では写真を撮ることが多いので、振袖と同系色の花にするか、帯や髪飾りに合わせてトーンを統一すると良いですね。

また、赤や白、ピンク系などのカラーを選ぶと、祝福を表現できるでしょう。

大きさ

花の大きさも、振袖のデザインを考えながら選ぶとバランスが良い仕上がりに。

例えば、大きな花が1輪描かれたデザインの振袖には、ボタンなどの大ぶりな花を選びましょう。逆に、小花がちりばめられた振袖には、カスミソウなどの小さな花がおすすめです。

花の組み合わせ

花の組み合わせや、色や大きさを意識しましょう。
例えば、王道ともいえる赤いバラとカスミソウの組み合わせは、大小のバランスとコントラストがポイントです。

またガーベラは白・赤・オレンジ・ピンク・黄など色の種類が豊富なので、色違いのガーベラを集めて花束を作ることで、統一感がありつつも華やかな仕上がりになりますよ。

相手との関係性

親からお子さんに贈る場合は、お子さんが好きな色や花を選ぶと間違いありません。

彼氏へ贈る場合は、デンファレなどのシックな印象の花を選び、彼女へ贈る場合は、ダリアなどのあでやかな花がふさわしいでしょう。

一緒に参加する友人には、フリージアのような爽やかな花がカジュアルに贈れるのでおすすめです。

花言葉

花言葉は、門出にふさわしいポジティブで未来に向かうような意味がふさわしいです。
例えばスイートピーには「門出」、ガーベラには「希望」の意味の花言葉があります。

どちらも鮮やかな色が美しい花なので、花言葉を添えて祝いの気持ちを届けることができるでしょう。
スイートピーはカスミソウなどかわいい小花と組み合わせ、ガーベラは1種類の花束でまとめると華やかですよ。

成人式に贈る花束の相場は4,000円∼10,000円

成人式に贈る花束の相場は4,000円∼10,000円

成人式に贈る花束の相場は、4,000∼10,000円が多いようです。

4,000円未満の花束では少しさみしい印象になりがちで、10,000円以上の花束では豪華すぎるので、ほど良いボリュームがでるこの価格帯の花束を選ぶのが無難でしょう。

では、どのような種類の花束を選んだら良いのでしょうか?

成人式に贈る花束の種類

成人式に贈る花束の種類

花束はブーケやアレンジメントによってさまざまな種類があります。

ブーケ

ブーケと花束は同じ意味ですが、日本では形の違いでわけて表現されています。花を詰め込み、全体的に丸みを帯びた形を作るので、どの角度から見ても綺麗に見える特徴があります。

ワンサイドブーケ

ワンサイドブーケは、片側に花がまとめて作られた花束です。
片側に花があり、反対側はワックスペーパーなどで覆うため、持ちやすい形になります。丈が長いため、ボリューム感があり、華やかで見栄えのするブーケです。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、かごなどの容器の中に吸水性スポンジを入れ、花を活けたもの。カゴなど取っ手のあるタイプなら、成人式でも持ちやすいのでおすすめです。

フラワーケーキ

フラワーケーキはまるでケーキのような形のアレンジメントです。ロマンティックなムードを演出してくれるため、お祝いに使われることも多いおしゃれなギフトですよ。

成人式には生花・ドライフラワー・造花のどれを贈るかも重要

成人式には生花・ドライフラワー・造花のどれを贈るかも重要

花には、生花以外にも様々なスタイルがあり、それぞれ雰囲気が異なります。では、生花・ドライフラワー・造花にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

生花の特徴

生花のメリットは、花の瑞々しさや香りを楽しむことができる点です。

もらった後も、つぼみが咲く様子や、花の色が変化する様子を間近で眺めることができます。繊細で傷みやすいというデメリットはありますが、手入れが好きな方にはぴったりのスタイルです。

ドライフラワーの特徴

ドライフラワーは、乾燥させたお花。アンティークな雰囲気が感じられ、生け花とは異なるテイストが人気です。
生花よりも脆く、壊れやすいのが難点ですが、乾燥した状態から形が変わることがないのでインテリアとして飾ることも可能ですよ。

造花の特徴

花の鮮やかさは残したいけれど、手入れはしたくないときにおすすめなのが造花です。
造花は生花やドライフラワーよりもずっと劣化が遅いので、長い間楽しめるというメリットがあります。
明らかに造花だとわかってしまう商品もありますが、中にはほとんど生花と変わらない質感の造花もありますので、探してみてください。

ブーケを記念に残しておきたいという想いが強い方は、造花が適しているでしょう。

花束に添えるメッセージカードにも目を向けよう

花束に添えるメッセージカードにも目を向けよう

花束にはメッセージカードを添えることで相手に気持ちが伝わりやすくなります。

贈る花の花言葉をカードに書いて、お祝いの気持ちを届けましょう。花屋さんによっては、無料でメッセージカードを付けてくれるところもあります。

バルーンを添えておしゃれに!花束の見た目が大きく変わるバルーンの使い方

バルーンを添えておしゃれに!花束の見た目が大きく変わるバルーンの使い方

メッセージカードの代わりに、バルーンで気持ちを伝えることもできます。華やかな印象なので、人生に一度しかない成人式を盛り上げるのにぴったりです。

花束に使われるバルーンとは

フラワーギフトには、バルーンが使われることもあります。

主に、花束に添えるタイプ・バルーンの中に花束を入れるタイプの2種類があります。
花束に添えるタイプは、キャラクターに風船を持たせたり、メッセージを付けるなど、花束を装飾してより華やかに盛り上げてくれますよ。

バルーンの中に花束を入れるタイプは、まるで花がシャボン玉に包まれたかのような見栄えになり、メルヘンチックな雰囲気が楽しめます。

バルーンがあると花束はどう変わる?

バルーンはインパクトがあります。成人式を思い出すときに、バルーンは印象に残りやすいメリットがあります。花束はそれだけでも美しいのですが、バルーンが付くことで門出を祝う気持ちがより一層伝わります。ただの花束ではない面白さを体感できます。

バルーンを付ける際の注意点

バルーンの中の空気は、暑いところで膨張し、寒いところで収縮します。
気温の高い場所では、膨らませすぎたバルーンが膨張して破裂してしまう可能性もありますので注意しましょう。

また、バルーンが濡れると塗料が落ちやすくなります。雨や雪などが当たらないところで楽しみましょう。

成人式の花束にぴったりな品種は?人気の生花をご紹介

成人式の花束にぴったりな品種は?人気の生花をご紹介

成人式の花束にぴったりな品種は、見た目や花言葉で選びましょう。次項からいくつか参考にご紹介します。

バラ

バラは、1輪でも凛とした雰囲気が楽しめますが、他のお花と組み合わせても美しいもの。
花言葉は、色により異なるので注意が必要です。成人式におすすめな色は、花言葉が「平和」の黄色いバラや、「高貴」の紫色のバラです。

ガーベラ

ガーベラは色の種類が豊富なお花。

花言葉は、「希望」「常に前進」「前向き」などポジティブな意味が多いです。成人式という門出にぴったりの花言葉でしょう。

ユリ

ユリは大ぶりな花が特徴です。
花言葉は「純粋」「無垢」などで、親から子どもに贈るのにふさわしい花と言えます。

グリーンや小さな花と組み合わせるとバランスが良いでしょう。

スイートピー

スイートピーの花言葉は「門出」です。

まさに成人式にぴったりの花で、蝶の羽ばたく様子が新成人をお祝いしてくれるでしょう。華やかな色が多く、他の花との相性も良いのでアレンジメントにおすすめです。

蘭の花言葉は「優雅」です。ユリと同様、大きな花が特徴なので、1輪あるだけで迫力と気品が出ます。特に紫色の蘭は上品な印象になるため、成人式にぴったりの花といえるでしょう。

ひまわり

ヒマワリの黄色は、周りを明るく元気にしてくれます。花言葉は「憧れ」「情熱」です。これから新しい道を歩む新成人の背中をおすフラワーギフトになるでしょう。

まとめ

成人式は、大人への一歩を祝う儀式です。華やかな花をプレゼントして、成人の日に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
花を選ぶときは、色や大きさを服装に合わせることがポイントです。贈る相手との関係によって花の種類を変えましょう。また、花のスタイルも生活や性格に合わせて選択すると喜ばれます。
そして、花の醍醐味は「花言葉」です。メッセージカードや同じ色のバルーンに添えて、お祝いの気持ちを伝えましょう。
一生に一度の成人式が忘れられないすてきな思い出となるよう、花で盛り上げてみてはいかがでしょうか。