あなたは、今年の母の日にはどんなギフトを考えていますか?
感謝の気持ちを表すにはどんなプレゼントがいいのか、毎年頭を悩ませている人も多いことと思います。
定番は、やはりお花、カーネーションです。
お母さんに最も喜ばれるプレゼントの代表ですね。
でも母の日に人気のフラワーギフトは、カーネーションだけではありません。
そこで今回は、
「いつも同じようなお花というのも、なんか違う」
「今年はちょっと違ったお花を届けてみようか」
と思っている人に、おすすめのフラワーギフトを紹介します。
定番のお花から、一風変わったフラワーギフト、お花を選ぶポイントとともに、母の日の由来や感謝を示す日本の風習などについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
今年の母の日は何日?毎年かわる母の日の日付から確認
母の日は、毎年5月の第2日曜日です。
なぜ5月第2日曜日が母の日になっているかは、ご存知ですか?
母の日の起源にはさまざまな説がありますが、最も有名なのは次のような出来事がはじまりだという話です。
母の日のはじまり
約100年前、アメリカのウエストヴァージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスという女性が、5月9日に亡くなった母を追悼するために白いカーネーションを配りました。
それは、1908年、フィラデルフィアの教会でのことでした。
その2年後、この話を聞いたウエストヴァージニア州の知事が、彼女が白いカーネーションを配った日にちなみ、毎年5月の第2日曜日を母の日にすると宣言しました。
やがてこの風習はアメリカ全土に広がり、明治末期頃に日本にも伝わります。
大正4年(1915年)に教会で、母の日のお祝い行事が行われ、次第に民間に広まっていったと伝わっています。
母への感謝をカーネーションを贈ることで表すという特別な行事は、今ではすっかり定着しました。
母の日を確認しておこう
毎年日にちが変わる母の日は、うっかり忘れてしまうこともあります。
母の日に限らず、父の日も同じですね。
忘れないようにするためにも、母の日や父の日は、前もってカレンダーなどに印をつけておきましょう。
2022年から2030年までの母の日を紹介しておきますので、どうぞご参考になさってください。
- 2022年5月8日
- 2023年5月14日
- 2024年5月12日
- 2025年5月11日
- 2026年5月10日
- 2027年5月9日
- 2028年5月14日
- 2029年5月13日
- 2030年5月12日
今年の母の日もいつも喜んでくれる定番のお花
母の日のお花ランキング1位は、もちろんカーネーションですが、その他にもさまざまな種類のお花が、母の日のプレゼントとして、選ばれています。
特別な日にふさわしいお花としておすすめなのは、こちらのお花たちです。
カーネーション
カーネーションは、母の日を象徴するようなお花ですので、無難に選ぶなら、カーネーションが良いでしょう。
品種が豊富なので、お母さんのイメージに合わせてキーカラーを決めてみても良いのでは?
白のカーネーションは、亡くなったお母さんに贈るという風習が定着していますので、注意してください。
バラ
お花のギフトとして最も代表的なのが、バラです。
誕生日や記念日にも良く選ばれるバラは、芳醇な香りと高級感のあるイメージから、義母へのギフトとしても選ばれることが多いです。
ガーベラ
とてもかわいいガーベラは、部屋に飾る自分用のお花としても人気があります。
一輪挿しでも素敵な空間を作ってくれるガーベラは、母の日にもおすすめのお花です。
チューリップ
チューリップも可愛いイメージがあるので、若々しくて可愛らしいお母さんへの贈り物としておすすめです。
ただ、黄色には「高慢」や「希望の無い恋」、黒(濃い赤紫)のチューリップには「私を忘れて」という花言葉がありますので、母の日にはあまり適さないです。
また本数によっても花言葉が変わります。
母の日のギフトなら「思いやりに感謝」という花言葉がある8本のセットがおすすめです。
ユリ
ユリは、聖母マリアにささげた花とされています。
凛としたたたずまいが美しいユリは、日常を離れた特別感があふれています。
品種によっては、香りが強い花もあるので、花の姿と香りの両方をたっぷり楽しんでもらえます。
アジサイ
アジサイには「家族団らん」や「元気な女性」という花言葉があり、母の日のギフトとして人気が出てきています。
比較的育てやすいアジサイは、普段はあまりお花を育てないお母さんにもおすすめです。
スイートピー
スイートピーは、春から初夏にかけて咲く花ですので、季節的にも母の日におすすめです。
可憐な花と美しい花色を組み合わせることによって、華やかにも可愛らしい花束にもなるロマンティックなプレゼントになります。
スターチス
スターチスは、とても花持ちが良く、お手入れも比較的簡単です。
花色も豊富で、様々なアレンジが楽しめ、ドライフラワーにも適しているので、長期間楽しんでもらえます。
いつもとは少し違うお花で今年の母の日はサプライズ!
お花の種類が決まれば、どんな形でプレゼントするかを決めましょう。
花束で送るのか、鉢植えか、どんなアレンジをしようか、お母さんの好みに合わせて悩むところです。
食べることが好きなお母さんなら、スイーツや人気グルメとセットでプレゼントしても良いですね。
花束
花束は、そのまま花瓶に入れて飾ったり、いくつかに分けて飾ったりして楽しんでもらえます。
組み合わせも自由に選べますので、予算に応じた花束をお願いしやすいです。
ドライフラワーにすれば、長い間楽しんでもらえることも花束のおすすめポイントです。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、かごなどに水を含んだスポンジを入れ、そこにアレンジしたお花を挿したものです。
花束とは違い、きれいにアレンジされたお花が花器に入った状態で提供されているので、花瓶が無くてもそのまま飾れます。
お花は飾りたいけど、忙しくて花瓶を用意したり、生け直したりするのが面倒だというお母さんにおすすめです。
鉢植え
ガーデニングが好きなお母さんなら、やはり鉢植えがおすすめですね。
鉢植えには、小さな可愛いサイズから寄せ植えされた豪華なものまでそろっています。
お母さんの育てやすいサイズや、好きな花、どんな場所に飾ってほしいかを考えながら、すてきな鉢植えを選んでください。
今年の母の日から来年まで楽しめる長持ちフラワーギフト
フラワーギフトで最近注目されているのは、長期間楽しんでもらえるプリザーブドフラワーやドライフラワー、ハーバリウムです。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーとは、生花の一番美しい姿を長い間楽しめるように特殊な保存加工をしたお花のことをいいます。
水やりなどの世話を必要としないのに、みずみずしくて鮮やかな生花のような姿が長期間鑑賞できます。
プリザーブドフラワーは、花器や花かご、ギフトボックスなどを使ったアレンジメントをされているものが多く、もらってすぐに飾れることも特徴のひとつです。
ドライフラワー
ドライフラワーは、お花や果実、葉を人工的に乾燥させたものです。
おしゃれでアレンジメントがしやすく、お世話もないために、ギフトとしても人気があります。
どんな部屋にもなじみやすく、特にアンティークが好きなお母さんにおすすめです。
ハーバリウム
ハーバリウムは、プリザーブドフラワーやドライフラワーを透明のガラス瓶などに入れて、専用のオイルを注いだものです。
みずみずしくて美しい姿がSNSなどで話題になり、人気が出てきました。
お手入れ不要で、そのままいろいろな場所に飾れ、癒しの空間を作れるので、母の日のギフトに限らず、おしゃれなインテリアとしてもおすすめです。
今年の母の日はゴージャスなお花で少し特別にしたい
いつものお花ではなく、今年は特別豪華なギフトにしたい人には、胡蝶蘭や大きな花束などがおすすめです。
胡蝶蘭は、開店祝いなどで贈られる豪華な花のイメージがありますが、母の日のギフトとしても選ばれることはあります。
胡蝶蘭といえば、大きな鉢植えを想像しますが、小さなサイズもありますので、ちょうどよいサイズを探してみてください。
いつもの花束より大きめの花束を贈るのも、特別感があります。
お母さんの好きな花を全部入れたアレンジ花束や、いろいろな花言葉のあるお花がたくさんの花束でお母さんに気持ちを伝えてみるという方法も面白いでしょう。
お母さんの還暦年や、ご両親の結婚何十年目の記念年にあたる母の日などには、少し特別なお花をプレゼントしてみてはいかがですか?
今年の母の日も、来年の母の日もずっと元気でいて欲しいから
母の日の由来となったアンナのお母さん、アン・ジャービスは南北戦争で傷ついた兵のお世話をしていたとても慈悲深い人でした。
多くの人に慕われていたアンが亡くなり、娘のアンナが母を追悼する会を開いたとき、アンを慕い、感謝の気持ちを表したい人々が多く集まりました。
アンナは、彼らの母への気持ちと、母への感謝の心を込めて、白カーネーションを配ったのです。
慈悲の心と感謝の心、平和を願う心。
さまざまな思いや願いを表す日のひとつが、母の日です。
本当なら毎日がそのような日であるべきですが、人間は自分の生活に追われると心の余裕がなくなってしまいます。
母の日や父の日、敬老の日は、少し立ち止まって周りの人に感謝し、思いやりの心を思い出すための日なのかもしれません。
今年の母の日に間に合うようにネット通販でフラワーギフトを
母の日は、バレンタインデーや誕生日のように毎年きまった日付の無いお祝いの日です。
母の日である5月の第2日曜日の日付は毎年違いますから、ついうっかり忘れていたということも多いようです。
直近になってからお花屋さんに問い合わせても、考えていたフラワーギフトが用意できない場合もあることでしょう。
そんな時におすすめしたいのがネット通販での母の日フラワーギフトです。
母の日の由来やおすすめのフラワーギフトについてお話ししました。
母の日が近づくと多くのお花屋さんやネット通販サイトなどで、母の日ギフトの特集が始まります。
今年はどんな贈り物をしようかと考えたり問い合わせたりするのは、面倒なことかもしれません。
でも実はとても幸せなのです。
さまざまな理由で、きれいなお花を贈ってももう喜ぶ顔が見られなくなったという人もいます。
感謝の言葉は、伝えられるうちに、お花とともに贈りましょう。