いつも私たちを支え、あたたかく包んでくれるお母さん。
母の日は大切なお母さんへ、普段は伝えられない「ありがとう」の気持ちを伝えるイベントです。
母の日は毎年5月の第2日曜日と決まっており、2022年では5月8日が母の日です。
この時期になると迷ってしまうのが母の日の贈り物。
ショッピングサイトには母の日の特集やランキングが掲載され、限定の品をはじめ本当にたくさんの商品が溢れています。
種類が豊富なだけにどれを贈ろうか迷ってしまうかもしれませんが、一般的な母の日の贈り物としてはフラワーギフトが定番中の定番。
毎年お花を贈っているという人も、お花の種類や一緒に贈るギフトの組み合わせによってさまざまな気持ちやメッセージを込めることができます。
ここでは、母の日のプレゼントとしておすすめのお花と、贈り方のカタチについてご紹介します。
母の日のプレゼントにおすすめの花束・ブーケ
華やかなブーケは何度もらっても心が浮き立つものです。種類が豊富なのでお母さんに似合うものや、好みに合ったものを見つけることができます。
そのまま飾ることができる「タンディングブーケ」は、水換えの必要や花瓶に活けなおすという手間がない点が人気です。
また、コンパクトなサイズ感で、気軽に受け取ってもらいやすい「ミニブーケ」も人気があります。
和菓子やケーキなどの洋菓子といったスイーツ全般や高級料理などのグルメ、お酒、おしゃれなキッチンまわり品に、コスメ雑貨などのアイテムと、お花がセットになっている商品も数多くあります。
お花だけだとちょっと物足りないと感じる方は、予算に応じて選んでみてはいかがでしょうか?
目安となる母の日ギフトのご予算相場は、大体3,000円以上5,000円未満ですが、子供一同など複数の人で贈る場合は少し増額しても良いでしょう。
母の日ギフトにおすすめの鉢植え・花鉢
ガーデニングが好きなお母さんには、鉢植えや花鉢のプレゼントがおすすめです。日々の手入れは必要ですが、上手に育てればきれいな花を長く楽しむことができます。
定番のカーネーションや紫陽花は鉢植えでも人気ですが、定番以外の花を選ぶなら、母の日の頃に開花するクレマチスの鉢植えはいかがでしょうか?
高貴な佇まいは、年配のお母さんへのプレゼントとしても人気を集めています。
寄せ植えもおすすめです。さまざまな花が次々に開花し、見る人に元気を与えて気分を良くしてくれますよ!
おすすめのフラワーアレンジメントを母の日にプレゼント
フラワーアレンジメントも根強い人気があります。フラワーアレンジメントとは器に吸水スポンジを入れて、そこにお花を挿していくというもので装飾の華やかさが特徴です。
花瓶を用意する必要がなく、そのまま飾ることができるのが便利ですね。
シンプルな作り方も楽しめ、さまざまなアレンジが容易です。
お花を吸水スポンジに挿してつくるので花束よりもデザインの幅が広く、組み合わせの種類は花束以上に豊富です。
お母さんにご自身で好みのフラワーアレンジメントを選んでもらうということもできそうですね!
母の日に長く楽しめる「プリザーブドフラワー」のおすすめ
プリザーブドフラワーとは生花に特殊な加工を施すことで、鮮やかさやみずみずしさといった花本来の美しさを長時間保てるようにした、いわば「枯れないお花」です。
手入れの手間が少ないので、忙しいお母さんにおすすめですよ!
水が必要ないため、ガラスドームやフォトフレームなど、プリザーブドフラワーを封入したデザインのものが多いのも特徴です。
配置する場所も選ばないので、さまざまなインテリアになじみやすく、ほこりや汚れがつきにくいという点でも喜んでもらいやすいですよ。
忙しい母への母の日ギフトにおすすめお世話不要のドライフラワー
ドライフラワーは花や葉、茎、フルーツ等を乾燥させたもので、プリザーブドフラワーとは異なりナチュラルで独特のアンティークな色合いが魅力です。
欧米では時間を超えて永遠に咲き続けるという意味で、ドライフラワーに永遠の愛や故人への感謝を込めることもあります。
ただし、風水では「死んだお花」とされ、運気が下がるアイテムと捉えられることもあります。風水を気にされるお母さんにプレゼントしたい場合は注意しましょう。
眺めて楽しいハーバリウムは全世代の母の日ギフトにおすすめ
瓶の中に色鮮やかなお花を詰め込んだハーバリウムも近年人気が高まっています。手入れの必要がなく、コンパクトなのでさまざまな場所に飾りやすいため、気軽に贈ることができるのが良いですね。
楽しみ方としておすすめなのが、光の入るところに飾ることです。
ハーバリウムに光が入り、瓶の中で反射してお花がより一層輝きます。幻想的な美しさが魅力のプレゼントです。
母の日のお花の代表「カーネーション」のおすすめ
母の日のお花の代表格であるカーネーションは、花束や鉢植えなど、どのような形でも母の日のギフトとして人気です。
同じカーネーションでも、色によって花言葉が異なるのはご存じですか?
赤いカーネーションは「母への愛」、白は「尊敬」、ピンクは「感謝の心」と、どれも母の日にぴったりですから贈りたいメッセージに一番近いものを選んでみましょう。
反対に、注意が必要な花言葉もあります。
黄色のカーネーションは「軽蔑」、また既にご紹介した白色には「亡き母をしのぶ」という花言葉もありますので、健在の人に贈るギフトとしては避けるのが無難かもしれません。
母の日以外でも喜ばれるおすすめのお花「バラ」
人気のバラの花も、母の日のプレゼントとして喜んでもらえるでしょう。
バラには色や本数などによって非常に多くの花言葉が存在します。
そのため、プレゼントとしてバラの花を選ぶときは、他の花を選ぶ時以上に注意を払うことがポイントです。
中にはネガティブな意味の花言葉もありますし、ポジティブな意味でも「求愛」などの花言葉はふさわしくありません。
明るいイメージの「紫陽花」は母の日のギフトにおすすめ
初夏から夏にかけて大きく花開く紫陽花は、明るいイメージを持つお花ですよね。
紫陽花を贈るときは、特に鉢植えがおすすめです。手入れを欠かさなければ、すくすく成長します。
紫陽花の花言葉は「移り気」。これは生えている土壌などによって花の色を変化させることに由来します。
しかし、花の色によっては母の日のプレゼントとしてふさわしい花言葉を持つものも多いのです。
白色の紫陽花の花言葉は「寛容」、ピンクや赤紫の紫陽花は「元気な女性」、青や青紫の紫陽花は「辛抱強い愛情」です。ご自身のお母さんの姿に重なる花言葉が見つかったのではないでしょうか?
選んだ理由をカードに一言メッセージを添えて紫陽花を贈ればより気持ちが伝わりそうですね。
凛としたお母さんへの母の日ギフトには「胡蝶蘭」をおすすめします
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」。さらに、白色は「清純」、ピンクは「あなたを愛します」と、母の日のギフトにぴったりな花言葉をもっています。
高級感のある胡蝶蘭は、お世話が難しそうな印象があるかもしれません。
しかし、実際はその逆で胡蝶蘭は毎日水やりをする必要がなく、花持ちも非常に良いのです。
胡蝶蘭の花持ちは一般的に1か月前後程度ですが、環境によっては3か月以上も花を咲かせ続けます。切り花でも2~3週間ほどもつので長く楽しむことができます。
優美な胡蝶蘭は、置かれているだけでラグジュアリーな雰囲気を演出してくれるでしょう。
花粉やお花の匂いもほとんどないので、場所を選ばず飾ることができるのも魅力ですね!
手間がかからず、上品な胡蝶蘭は60代から70代のお母さんにおすすめです。
まとめ
母の日にはお母さんへの感謝の気持ちを込めて素敵な贈り物を贈りたいものですが、毎年より良いプレゼントを選ぶのはなかなか難しいですよね?
しかし、お花は定番ですが何度もらってもうれしいものですから、マンネリを恐れずに今年も素敵なお花を選んであげてください!
もちろん例年とは違うアプローチでお花を選んでみても変化があってサプライズ感が演出できるでしょう。
どんなお花を母の日にプレゼントする場合でも、メッセージを書いたカードを添えることをお忘れなく。