お花のギフトの王道と言えば「バラ」を第一に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
バラは誕生を祝うプレゼントをはじめ、お祝いのギフトとして人気があるお花です。
結婚式やプロポーズなどいろいろなシーンで人気のバラは6月の誕生花として広く知られています。
バラは色や種類が豊富であることからもプレゼントに選びやすいお花ですが、本数によってお花に込められた思いが変わるといった特徴を持つため、プレゼントの際には注意する必要があるんですよ。
この記事では、誕生花としてのバラの特徴や花言葉、その由来について詳しく解説し、プレゼントとして贈る際に気をつけたいポイントについても合わせて紹介していきます。
誕生花として有名な『バラ』は品種がとてもおおい!
6月の誕生花としても人気が高いバラは、「花の女王」と呼ばれ、地球上で最も美しい花とされています。
バラの特徴は何と言っても、その品種の豊富さ。15,000種類を超える品種が存在しています。
これは、バラが2,000年以上も前から私たち人間と関わっていたことを証明しています。
バラの原産地は北半球の温暖な地域となっていますが、原産地はチベット近隣の中国からミャンマーまでと広く、後にヨーロッパやアメリカ方面へ伝番していったと言われています。
そんな温暖な気候を原産地とするバラの開花時期は、4月から11月と種類が豊富である分幅広くなっています。
6月の誕生花とされていますが、それ以降の7月・8月・9月や、秋口の10月・11月に咲く種類もあるのです。
日本では5月〜6月頃になると街のあちらこちらでバラが見られるようになりますよね。
これはバラが誕生花となっている月に関係があります。
バラは6月の誕生花
気になるバラが誕生花として定められている月は6月。
6月になると、日本でも多くのバラが見ごろを迎える頃ですよね。
バラ全般が誕生花として設定されているのは6月ですが、実はカラー別に見ると細かく月日まで設定されているのです。
ご存知の通り、バラにはたくさんの色の種類があり、そのそれぞれにも日付による誕生花が定められているということなのです。
バラはカラー別でも様々な誕生日花に設定されています
バラは6月の誕生花としてだけでなく、カラーごとに、異なる誕生日花としても設定されているのです。
カラー別のバラの誕生花
赤:6月1日、12月15日
ピンク:3月26日
黄:6月7日、7月29日
白:7月17日、12月11日
オレンジ:11月15日
次にバラの花名は何に由来しているのかについて見ていきましょう。
誕生花バラの花名の由来は「野茨(ノイバラ)」
バラの花名は、日本に自生するバラ科の「野茨(ノイバラ)」という植物に由来します。
野茨は、茎に鋭いトゲを持ちバラとよく似た見た目をしています。
現在バラというと、一般的にはヨーロッパなどの園芸用に改良された洋バラのことさしますが、日本固有のバラもあるということですね。
では、花の女王とも呼ばれるバラの花が持つ花言葉について見ていきましょう。
誕生花として重要なバラの花言葉は『愛』
一般的なバラがもつ花言葉は、「愛」や「美」です。
バラはカラー別にも花言葉をもっています。
カラー別のバラの花言葉
赤:あなたを愛してます・愛情・美・情熱・熱烈な恋
ピンク:しとやか・上品・感銘
白:純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬
黄:愛情の薄らぎ・嫉妬・友情
青:夢かなう・不可能・奇跡・神の祝福
オレンジ:絆・信頼・熱望・健やか・幸多
赤やピンク、白、オレンジのカラーのバラは、花言葉をみてもプレゼントには向いていると言えそうですね。
フラワーギフトに最適!誕生花バラの贈り方
お花のギフトにも人気のバラですが、様々なシーンで用いることができるまさに花の女王とも言えるお花なのです。
誕生花としても設定されているバラは、お誕生日のプレゼントに贈るのはもちろんのこと、その他にも、結婚のお祝いやお仕事上のパートナーへのプレゼントなどと、様々なシーンで活用することができます。
様々なシーンで活躍するバラですが、ギフトとして贈る際には注意すべきポイントがあります。
誕生花にバラを贈るときの注意!本数で意味が変わります
バラは、本数によって花に込める意味合いが異なるという特徴があります。
これを知っていなければ、誤った想いを相手に伝えていることになりかねないので、注意が必要です。
バラの本数とその意味
1本:一目ぼれ・あなたしかいない
2本:この世界はあなたと私だけ
3本:告白・愛しています
4本:死ぬまで気持ちは変わりません
5本:あなたに出会えて良かった
6本:お互いに愛し、分かちあっていきましょう
7本:片思い
8本:感謝
9本:いつまでも一緒にいてください
10本:あなたは完ぺきな人です
11本:最愛の人
12本:ダズンローズ:私と付き合ってください
30本:縁を信じています
99本:ずっと好きでした
100本:100%の愛
108本:プロポーズ:結婚して下さい
365本:毎日恋しい
999本:何度生まれ変わってもあなたを愛する
要注意!ネガティブな意味を持つ本数
15本:ごめんなさい・永遠の友情
16本:不安定な愛
17本:絶望的な愛
カラーにもあるネガティブな花言葉をもつ誕生花バラ
プレゼントに人気が高いバラですが、バラの色でもネガティブな意味の花言葉を持つ馬ありがあります。例えば黒いバラや、黄色のバラには注意が必要です。
黄色のバラが持つ花言葉には、「愛情の薄らぎ」や「嫉妬」があります。
黄色は明るく人気のカラーですが、贈る相手によっては、気を付けた方がいいカラーと言えるでしょう。
また、黒いバラは希少種ですが持っている花言葉は「死ぬまで憎みます」・「憎悪」・「恨み」・「永遠の死」・「あなたを呪う」といった、とてもプレゼントには出来ない意味を持ちます。
ポジティブな意味ももってはいますが、そうだとしても、およそ人に贈るには向きません。
誕生花のバラを貰った時は⁉簡単にできる育て方
プレゼントとして人気のバラですので、もらったことのある方も多いでしょう。
そこでバラの育て方について紹介したいと思います。
意外に初心者でも簡単に扱うことができるので、ぜひ挑戦してみてください。
バラを長持ちさせる2つのポイント
1. バラは、日当たりの良い場所で育てましょう。
2. お水をよく吸う植物なので、お水はたっぷりめにあげましょう。
その他には、品種によって寒さや暑さへの耐性は異なるので、それぞれの品種に合った環境で育てることが大切です。
誕生花のバラを国花としている国は意外に多い!
日本の国花は「桜」と「菊」の2つですが、世界中にはバラを国花としている国もたくさんあります。
バラを国花として設定している国はアメリカ、イギリス、ブルガリア、サウジアラビア、アルジェリア、モロッコ、ルクセンブルクなど。
特にカラーが指定された「赤いバラ」を国花としてるのはイラクとオマーンです。
バラを国花としている国が多いということは、世界中にバラが分布しているということですから、バラが長い間、人類に愛されてきたことがうかがえます。
誕生花のバラをお部屋に飾って運気UP!バラの花風水
バラは風水にも使用されています。
存在感の強いバラは、「強い気」を発し、幸運を呼ぶとされており、なんと、バラは基本的にはどこに飾っても運気をアップさせる効果があると言われています。
よりパワーを強くしたいという方は、西の方角に飾ると良いようです。
また、窓辺や玄関など外と繋がる場所に飾る場合は「黄色いバラ」が良いとされています。
まとめ
誕生日の贈り物としても人気が高いバラ。6月の誕生花でもあるため、6月生まれの方への誕生日プレゼントにはぴったりですね。
ですが、本数やカラーによっても異なる花言葉があるため、それらを知ったうえでプレゼントしましょう。
いただいた後のバラの育て方も簡単で、風水面でも幸運がアップするというバラは、お誕生日以外のプレゼントとしてはもちろん、その他お祝いなどにも最適と言えるでしょう。