コラム

2022/07/07

花束だけじゃない!?金婚式のお祝いにふさわしい花ギフトを紹介

両親や家族・親戚など身近な夫婦が今年金婚式を迎えるので、プレゼントを贈りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
夫から妻へ、妻から夫へなど、夫婦でお互いに贈り合うのもすてきですね。
プレゼントの定番といえば花束ですが、実はフラワーギフトには花束以外にもたくさんのスタイルがあります。贈る相手の好みや生活スタイルに合わせてギフトを選んであげてください。
金婚式にふさわしい花や、金婚式を迎える夫婦に伝えたい気持ちに合った花はどのようなものがあるのかも紹介していきます。
金婚式は一生に一度しかない大事なイベント。フラワーギフトの選び方について知り、相手が喜んでもらえるすてきなプレゼントを贈りましょう。

金婚式って何年目の結婚記念日?由来や風習について解説

金婚式って何年目の結婚記念日?由来や風習について解説

金婚式は、結婚して50年目の記念日です。長い年月、困難を共に乗り越えながら寄り添い、光り輝く黄金のような深い関係になった夫婦を、子供や孫、親戚などの周りの人々がねぎらい祝います。
結婚記念日を祝う風習は、もともとイギリスが発祥でした。日本ではあまりそのような習慣はありませんでしたが、明治天皇が結婚25年の記念である銀婚式を祝ったことから存在が認知され始め、世間に広がっています。
特に昔は平均寿命が今と比べて短く、70歳まで生きられない人も多かった時代でした。たとえ10代半ばや20代始めなど早くに結婚しても、結婚50周年を迎えられる人は少なかったのです。そのため金婚式を迎えられること自体が幸運なことであり、盛大にお祝いされました。
金婚式のお祝いにはフラワーギフトを贈る方が多いです。花は見る人を幸せにし、お祝いの席にふさわしい贈り物。金婚式を迎えられるご夫婦も喜ぶことでしょう。
次はフラワーギフトの選び方について紹介します。

どんな花がふさわしい?金婚式に贈るフラワーギフト

どんな花がふさわしい?金婚式に贈るフラワーギフト

フラワーギフトは贈る方の好みの花や、プロポーズした時に贈ったバラの花束などの思い出の花があれば、そちらを選ぶとよいと思います。金婚式ということで、金にちなんだ黄色系の花でアレンジすることも多いです。黄色やオレンジの花は、パッと周りを明るくして元気がもらえます。

金婚式は一生に一度しかないお祝いの席。ぜひ少し豪華なフラワーギフトを贈ったり、届けたりしてみてください。では、具体的なフラワーギフトの種類をお話します。

フラワーギフトの定番!花束はスタイルにもこだわって

フラワーギフトの定番!花束はスタイルにもこだわって

フラワーギフトの定番である花束。一口に花束といっても出来上がりのスタイルがあるので、そちらにもこだわってみてください。
ラウンドブーケは丸い形をした花束で、ヨーロッパなどでポピュラーな形です。どこから見ても同じように美しく見えます。丸く形づくるためにたくさんの花を用意するため、金婚式のお祝いにもふさわしい豪華な見た目です。

ワンサイドブーケは片側のみに花を配置する花束で、丈が長めになっています。見る方向が決まっており、まとまっているので持ち運びがしやすいです。日本ではワンサイドブーケが一般的な花束の形であることが多いです。

なお、花束をあげる場合はすぐに飾れるように、花束に合うサイズの花瓶も用意しておきましょう。

金婚式のお祝いの席を彩るフラワーアレンジメント

金婚式のお祝いの席を彩るフラワーアレンジメント

金婚式の夫婦はご高齢の方も多いです。花束だともらった後の世話が難しそうと考える場合、フラワーアレンジメントはいかがでしょうか?
フラワーアレンジメントは水やりをしたり花瓶を用意したりする必要がなく、手軽に飾れます。贈る夫婦のイメージや飾る部屋の雰囲気に合わせて選んであげてください。
今はフラワーアレンジメントの中にも多くの種類があります。ぜひプレゼント選びの参考にしてください。

金婚式の花を長く楽しみたい方に|ブリザーブドフラワー

金婚式の花を長く楽しみたい方に|ブリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは、花や葉っぱを特殊な液に入れて、中の水分を抜いて加工したものです。生花の色や質感がそのままの状態で約1年程度長く楽しめます。
途中で水やりをする必要もないので、手間もかかりません。またきれいな状態が長く続くので、「これからも夫婦そろって末永く長生きしてほしい」という願いも込めることができます。
プリザーブドフラワーの中には、花々をケーキ風にアレンジしたフラワーケーキや、花がガラスの容器に入っているプリザーブドフラワーガラスポッドなど種類が豊富です。
プリザーブドフラワーと一緒に電報サービスがある商品もあります。こうしたサービスを利用し、お祝いのメッセージを添えてあげても喜ばれますね。

金婚式に「いつまでも元気で」の願いを込めて!生花以外の花ギフト

金婚式に「いつまでも元気で」の願いを込めて!生花以外の花ギフト

プリザーブドフラワーのような「いつまでも元気でいてほしい」という願いを込められる生花以外の花ギフトは他にもあります。花時計やメモリアルフレーム、ハーバリウムなどインテリアとして飾れる商品や、BOXフラワーやドライフラワーなどアレンジを加えた商品です。
ハーバリウムとは、花をガラスの小瓶にオイルと一緒に入れたものです。入れる容器や花によって大きさや雰囲気が変わります。
BOXフラワーは箱の中に色とりどりの花を入れたアレンジメントです。開けるまで何が入っているかわからないので、もらうだけでなく開ける楽しみもあるでしょう。

金婚式を過ぎても末長い夫婦生活を!花の鉢植え

金婚式を過ぎても末長い夫婦生活を!花の鉢植え

フラワーアレンジメントは手軽に飾れる点が人気ですが、もし金婚式を祝うご夫婦にガーデニングの趣味があるのなら、鉢植えでもよいでしょう。花の世話をしながら夫婦の時間を持ったり、育てる楽しみがあったりするのは、鉢植えならではの利点です。
お祝いの席にふさわしい花といえばまずは胡蝶蘭です。豪華な見た目でいろいろなお祝い事に使われる胡蝶蘭は、金婚式にもふさわしく、喜ばれることでしょう。
また、庭が広ければ金婚式の金にちなんだキンモクセイもおすすめです。毎年かわいらしい花が咲き、加えて香りも楽しむことができます。
そのほか観葉植物を贈ってもよいでしょう。縁起のよい花言葉を持つものが多く、お祝いの気持ちや末永く元気でいてほしいという願いも込められます。
これらの鉢植えを贈る場合は、贈る相手の家に飾れるスペースはあるか、またきちんと世話ができるような体力があるかを考えてからプレゼントしましょう。

金婚式に花を贈る際はメッセージを添えて|文例も紹介

金婚式に花を贈る際はメッセージを添えて|文例も紹介

金婚式に贈りたいフラワーギフトを紹介しました。加えて、花を贈るときには一緒にメッセージカードを添えてあげると非常に喜ばれます。
金婚式を元気で迎えられた長寿のお祝いや感謝の気持ち、尊敬の念など思いを込めてメッセージを書きましょう。また金婚式のご夫婦の場合は若くても70歳近くになるので、読みやすいように大き目な文字で書くのがおすすめです。
具体的な文例を紹介します。

夫から妻、妻から夫へ

二人そろって金婚式を迎えることができたね。いつも気遣ってくれてありがとう。これからもお互い健康に気を付けながら夫婦生活を楽しんでいきましょう。

子供から両親へ

結婚50周年おめでとうございます。この先も末永く、夫婦2人で仲良く暮らしていってください。
ぜひすてきな花ギフトに、心を込めたメッセージを添えてあげてはいかがでしょうか?

まとめ

金婚式は結婚50周年の記念日を祝う、一生に一度の特別なイベントです。金婚式のお祝いの気持ちに花ギフトを贈ればとても喜ばれます。
花ギフトには、花束やフラワーアレンジメントなど多くの種類があります。花束はプレゼントとして定番の人気がありますし、フラワーアレンジメントは手軽に飾れる点で人気です。
ガーデニングが好きな方には花の鉢植えを贈ってもよいでしょう。贈る相手の好みを考えながら、すてきな花ギフトを選んでみてください。