今回は、結婚記念日に贈るお花についてです。
大切な人へ感謝の思い、伝えていますか? 人間は怖いもので、一緒にいるのが当たり前になってしまうと「ありがとう」という言葉が減ってしまいます。
「でも今更、ありがとうなんて恥ずかしくて言えない」
そんなあなたこそ、次の結婚記念日には大切な人へ感謝の思いを込めたお花をプレゼントしてみませんか?
大切な人から結婚記念日にもらうお花は、とっても嬉しいものです。
この記事を読んで、大切な人へ贈る結婚記念日にぴったりなお花を、ぜひ見つけてください。
結婚4年目の記念日「花婚式」を花で彩る
結婚記念日の定番のプレゼントといえばお花です。お花のプレゼントは感謝の気持ちがストレートに伝わり、誰からも喜ばれます。また、他のプレゼントを贈る際にも、お花を添えて贈ると特別感が増すのでおすすめです。
結婚4年目の結婚記念日を「花婚式(はなこんしき)」「花実婚式(かじつこんしき)」と呼ぶことをご存じでしょうか?
「花婚式」「花実婚式」は「これからの2人の人生が地に根を張り、花が咲き、実りあるものとなりますように」という思いを込めてお花を送る節目の結婚祝いです。
結婚4年目の記念日をお花で彩り、夫婦の絆を確かめましょう。
節目の結婚記念日を花で祝う 1年目は「紙婚式」、50年目は「金婚式」
節目の結婚記念日は、4年目の「花婚式」だけではありません。1年目は「紙婚式」、50年目は「金婚式」というように、結婚してからの周年ごとに名前があり、その名前にちなんだ贈り物をするご夫婦が多くいらっしゃいます。
結婚記念日の名前をご紹介します。
- 1年目:紙婚式
- 2年目:藁婚式
- 3年目:革婚式
- 4年目:花婚式・花実婚式
- 5年目:木婚式
- 6年目:鉄婚式
- 7年目:銅婚式
- 8年目:ゴム婚式
- 9年目:陶器婚式
- 10年目:錫婚式・アルミ婚式
- 11年目:鋼鉄婚式
- 12年目:絹婚式・麻婚式
- 13年目:レース婚式
- 14年目:象牙婚式
- 15年目:水晶婚式
- 20年目:磁器婚式
- 25年目:銀婚式
- 30年目:真珠婚式
- 35年目:珊瑚婚式
- 40年目:ルビー婚式
- 45年目:サファイア婚式
- 50年目:金婚式
- 55年目:エメラルド婚式
- 60年目:ダイヤモンド婚式
1年目の記念日は「紙婚式」と呼ばれ、白紙の状態から将来の幸せを祈るという意味が込められています。アルバムなどの紙にちなんだプレゼントがいいでしょう
6年目の記念日は「鉄婚式」といい、二人が鉄のような強い絆で結ばれることを祈るという意味が込められています。たとえば「鉄」のペアタンブラーなどはプレゼントにいかがでしょう。
50周年は「金婚式」と呼ばれ、50年を経て金色のように輝くふたりの豊かさを祝うという意味があります。「金」にちなみ、ゴールドのジュエリーを贈ることが定番となっています。
普段はシャイで「お花を贈るなんて気恥ずかしい」という方こそ、周年節目の定番プレゼントを準備していただくのがいいでしょう。それにお花を添える形なら、気取りすぎずに日ごろの感謝を伝えることができます。「お花のプレゼントなんて久しぶり!」と喜ばれること間違いなしです。
結婚記念日に 夫から妻へ、妻から夫へ贈る「バラ」の花
花束といえば「夫から妻へ」贈るイメージがありますが、「妻から夫へ」花束をプレゼントするのもロマンチックで素敵な記念日になるのではないでしょうか。
ここでは花束の定番である「バラ」の選び方と、バラと同じく人気の高い「トルコキキョウ」を紹介します。
嬉しい演出!結婚年数と同じ本数のバラの花束
結婚記念日に贈る花束(ブーケ)の定番といえば「愛」を花言葉に持つ「バラ」です。
しかしお花屋さんにはさまざまな色のバラがあり、どれを選ぶか悩んでしまいます。
バラは、色によって花言葉が異なります。
- 赤いバラは、「愛情」「あなたを愛しています」
- 白いバラは、「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」
- オレンジのバラは、「絆」「信頼」
- 黒いバラは、「永遠の愛」「決して滅びることのない愛」
バラの色選びに迷ったら参考にしてみてください。
注意していただきたいのは、結婚記念日や誕生日のプレゼントとして「黄色いバラ」を贈るのはNGだということ。黄色いバラの花言葉は「笑って別れましょう」です。かわいいからといって黄色いバラを選ばないようにしてください。
ちなみに、バラの花束は本数によっても意味が変わります。結婚記念日のプレゼントには、結婚年数と同じ本数のバラの花束をプレゼントするのがおすすめです。
あなたの「結婚記念日を大切にする気持ち」が相手に伝わりますよ!
「トルコキキョウ」もおすすめ
トルコキキョウは普段使いからフラワーギフト、冠婚葬祭まで、様々なシーンで使われているお花です。形も色もバリエーションに富み、花束はもちろんアレンジメントなどでもとても人気のある花です。
バラと同じ「八重咲」のものを選べば、花束にボリュームが出るのでおすすめですよ。
ちなみに、白のトルコキキョウの花言葉は「思いやり」。結婚記念日に贈る花束にふさわしいお花ですね。
結婚記念日に 両親へ贈る大輪の白ユリ「カサブランカ」
自分たちの結婚記念日をお祝いするのも大切ですが、両親の結婚記念日もお花を贈ってお祝いしませんか?
結婚記念日は周年数によって呼び方が変わることを紹介しました。
25年目は「銀婚式」、50年目は「金婚式」、さらに60年目は「ダイヤモンド婚」です。
大切な節目の結婚記念日には、日ごろの感謝を込めて両親にお花を贈りましょう。
両親の結婚記念日に贈るお花の代表は「ユリの女王」と呼ばれ、「永遠の絆」「祝福」などの花言葉を持つカサブランカです。大きな花びらを広げ豪華な印象を与えるカサブランカは、結婚記念日のプレゼントにぴったりです。
他にも、胡蝶蘭(こちょうらん)やカーネーションも、ご両親の結婚記念日におすすめのお花です。
両親にも必ず喜ばれる「胡蝶蘭(こちょうらん)」
お祝いのお花として知られる胡蝶蘭。
開業・開店のお祝いなどでよく見かけるように、上品で華やかな見た目はお祝いごとにぴったりです。
胡蝶蘭はまた、鉢植えで贈れば特別なお手入れなしで1〜2か月ほども持つので長く楽しむことができ、とても喜ばれます。
お祝いで贈る胡蝶蘭には「3本立て」「5本立て」「7本立て」がありますが、結婚記念日のお祝いには「3本立て」がおすすめ。
「5本立て」はビジネスシーンで好まれ、「7本立て」はめったにないお祝いごとで贈られます。また「3本立て」の胡蝶蘭は自宅に飾るのにもちょうどいい大きさで、お値段も手ごろです。
そんな胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。
両親のこれからの暮らしが穏やかで幸せなものになりますようにという願いを込めて贈りましょう。
母の日だけじゃない「カーネーション」
カーネーションは「母の日に贈るお花」というイメージがありますが、実は結婚記念日の祝いにもぴったりなお花なんです。
カーネーションもまた、色によって花言葉が変わります。
- 赤いカーネーションは、「深い愛」
- 白いカーネーションは、「尊敬」
- オレンジのカーネーションは、「純粋な愛」
- 青のカーネーションは、「永遠の幸福」
赤いカーネーションは色が深い赤になると「私の心に哀しみを」という花言葉に変わりますので、色味にも注意してください。
色とりどりのカーネーションで両親の大切な節目をお祝いしましょう。
結婚記念日に 友人夫婦へ贈る「プリザーブドフラワー」
お花は結婚記念日のお祝いに最適ですが、枯れてしまうのが悲しいところですよね。
生花はこまめに水を変えたり茎を切ったり、お手入れも少し手間がかかります。特に若い方に生花を贈る場合は「そもそも花瓶持ってるのかな?」という心配もあります。
「プリザーブドフラワー」は、生花のようなみずみずしさもありつつ、お手入れなしで長く楽しむことができます。働き盛りで忙しい友人夫婦の結婚記念日に贈るのにぴったりのプレゼントなんです。
「プリザーブドフラワー」は花ギフトのバリエーションも豊富
「プリザーブドフラワー」の魅力はお手入れがいらないこと、長く楽しめることだけではありません。
バスケットに入ったものや、ドーム型のもの、さらにはフレーム時計型のものなど商品のバリエーションが豊富です。
ドーム型のものやフレーム時計型の「プリザーブドフラワー」は、名入れや記念日の刻印もできるので結婚記念日のプレゼントに最適です。
友人夫婦の好きなカラー、趣味などに合わせて、豊富なバリエージョンの「プリザーブドフラワー」からぴったりなものを選んで贈りましょう。
インテリアに最適「ハーバリウム」
お店やSNSで、瓶に入ったお花を見たことないでしょうか?
それは「ハーバリウム」と呼ばれる、プリザーブドフラワーやドライフラワーを専用のオイルと共にガラスボトルに詰めたものです。
「ハーバリウム」も特別なお手入れなしで長く楽しめますので、友人夫婦の結婚記念日のお祝いにぴったりです。
「ハーバリウム」の特徴は、色の種類が豊富で使われる花材によって雰囲気が変わること。
カスミソウなどの小花が中心のものはどんなお部屋にも合いやすいですし、ガーベラなどの大ぶりな花材が使われていると豪華な印象になります。またハーブやベリー系の花材が使われたものはナチュラルな雰囲気で、他のインテリアの邪魔になりません。
友人夫婦のお家のインテリアを思い浮かべて、部屋の雰囲気にマッチする「ハーバリウム」を贈りましょう。
花を贈るなら 愛と感謝のメッセージを添えて
大切な人の結婚記念日にお花を贈るのならば、ぜひメッセージカードを添えてください。
花言葉に思いを込めるのもロマンチックですが、日ごろの感謝の気持ちは自分の言葉で伝えられてこそ嬉しいもの。
ただ、最近は文字を書く機会も減って「手紙なんて数年書いてないし、なんて書いたらいいのかわからない」という方もいらっしゃるのでは?
そんなあなたにメッセージの文例を紹介しますので、参考にしてくださいね。
パートナーに贈るメッセージ文例
早いもので私たちも結婚して〇年が経ちました。
結婚当初は喧嘩ばかりで、生涯の伴侶に私を選んだことを後悔した日もあったかもしれません。
でもやっぱり私はあなたといると楽しくて、穏やかな気持ちになれて、なにより幸せです。
私と一緒にいてくれてありがとう。
これからもいろんな所に行って、おいしいものいっぱい食べようね。
結婚したばかりの頃より、今の方が大好きです。
両親に贈るメッセージ例
お父さん、お母さん、結婚〇周年おめでとう。
最近実家に帰る機会も減ってごめんね。
あと、いつもメールを返すのが遅くてごめんなさい。
でもお父さんとお母さんが私を想うように、私も2人のことを大切に思ってるし、尊敬しています。ふたりは私の理想の夫婦だよ!
いつも心配してくれてありがとう。
これからも喧嘩をせずに、ふたりで仲良くね。
友人に贈るメッセージ例
結婚〇周年おめでとう!
今でもふたりの結婚式のことを覚えています。式ではみんな号泣だったけど、二次会はてんやわんやで大変だったよね。
そんなふたりが結婚〇年記念日を迎えたこと、とても嬉しく思っています。
この前まで大学生だったのになんだか変な感じだよね。笑
今年の夏休みはまたみんなで旅行したいね!
これからもふたりで仲良く、お幸せにね。
紹介させていただいたのは、あくまでも例文です。
大切な人に贈るメッセージカードは自分の言葉で、愛と感謝を込めて綴ってくださいね。
結婚記念日に贈るお花を探すなら、ネット通販を利用するのが便利です。
サイトから最新の花ギフト情報もゲットできますよ。
まとめ
大切な人に贈るお花は決まりましたか?
今回は、結婚記念日に贈るお花について紹介しました。
結婚後の記念日は、結構当時の気持ちを思い出し、それを花の形でつたえる機会です。
結婚年数によって様々な種類のお花が選ばれますが、いちばん大切なのは「何を贈ったか」、ではなく「どれだけ気持ちを込めたか」です。
素敵な結婚記念日にお花をそえてこれからもお幸せに。