コラム

2022/07/05

冬の花壇レイアウトにおすすめの組み合わせ4選!花の選び方も解説

ガーデニングでの楽しみの1つに、花壇のレイアウトがあります。季節ごとの花を配置し、彩りやバランスを計画して、心に感動を与えることができます。
花壇レイアウトの主役は花ですが、レンガや石など他のアイテムも欠かせません。季節ごとに異なる姿を見せる花壇レイアウトを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事では、花壇のレイアウトのコツや、冬の花壇にぴったりの花を紹介します。

花壇レイアウトは気軽に取り組めるガーデニングです。冬の季節だからこそ味わえる風景を、自宅で創作してみましょう。

まず知っておきたい!花壇レイアウトの基本

まず知っておきたい!花壇レイアウトの基本

花壇のレイアウトは、家や庭の雰囲気に合わせたアイテムを使いましょう。
なぜなら、同じ雰囲気のアイテムを利用することで統一感が得られ、完成度の高い花壇レイアウトを作ることができるからです。

具体的には、洋風の家や庭ならレンガやフェンスを使い、和風の家や庭なら岩や石を使いましょう。全体の雰囲気が一致して見ごたえのあるレイアウトができるでしょう。
花壇レイアウトの基本は、ガーデニングスペースで区切ることです。テイストを合わせて美しい花壇レイアウトを創作しましょう。

冬の花壇のレイアウトを楽しむコツは「季節感」と「バランス」がポイント

冬の花壇のレイアウトを楽しむコツは「季節感」と「バランス」がポイント

花壇のレイアウトのコツは、季節感がありバランスが良くなるように寄せ植えすることです。
花の配色や、配置による高低差、花以外の植物の有無により、得られる雰囲気が変わります。
季節に合った色や花を使うことも大切です。冬の花壇は寒色系の花をレイアウトすると冬らしさを演出できますし、赤や白、ピンクの花を植えることで、クリスマスやお正月の雰囲気を演出することができます。

冬の花壇のレイアウトに植える花の選び方

冬の花壇のレイアウトに植える花の選び方

冬の花壇のレイアウトは、色褪せた景色をよみがえらせ、彩りを楽しむことができます。冬の花壇に適した花を選び、レイアウトしてみましょう。

寒さに強い植物を選ぶ

寒さに強い植物はパンジー、ビオラ、プリムラ、アリッサムなどです。
冬は寒いので、寒さに強い植物でないと枯れてしまいますから、気温の低さに耐えられる品種を選んで、彩りを長く楽しみましょう。

日陰でも育つ植物を選ぶ

ヒューケラ、クリスマスローズなどの植物は日陰でも枯れにくく、スノードロップやフクジュソウなどは雪の中でも咲くほど寒さに強い花です。
冬は日照時間が短く、日差しも弱くなります。このような環境下でも耐えられる花を選べば、長く冬の花壇のレイアウトを楽しむことができます。日陰でも育つ植物を選んで、冬の花壇に取り入れましょう。

長く楽しめる植物を選ぶ

冬に花が咲く植物で花期の長いものでは、ノースポール、スイートバイオレット、オキザリス、ガーデンシクラメン、パンジー、ビオラ、プリムラなどたくさんの種類があります。
摘心(てきしん)ができる草花では、次々に花芽がつくため、長く花を楽しむことができますのでガーデニング初心者の方におすすめです。

冬の花壇は、他の季節のレイアウト同様、花同士のバランスがポイントです。冬の花の組み合わせにはどのようなものがあるのかみていきましょう。

冬の花壇におすすめのレイアウト①:ガーデンシクラメン×スイートアリッサム

冬の花壇におすすめのレイアウト①:ガーデンシクラメン×スイートアリッサム

花の形が独特でインパクトのあるガーデンシクラメンと、小さい白い花が可愛らしいスイートアリッサムは相性が良いです。
レイアウトするときは、草丈の低いガーデンシクラメンを前面に配置すると見栄えがします。スイートアリッサムは、緑が豊かで、隙間から白い花を咲かせますのでガーデンシクラメンの脇に植えていくとバランスが取りやすいでしょう。

赤色のガーデンシクラメンと、白色のスイートアリッサムがあればクリスマスやお正月を思わせる彩りを添えることができますよ。

冬の花壇におすすめのレイアウト②:アイビー×葉牡丹

冬の花壇におすすめのレイアウト②:アイビー×葉牡丹

アイビーと葉牡丹(はぼたん)はどちらも背丈が低いので寄せ植えにおすすめです。
葉牡丹が色づいているところは、葉っぱが変化したものでピンクや紫、白など色のバリエーションが豊富です。
レイアウトは、草丈の高い花を中心に置き、茎の周りを草丈の低い葉牡丹で取り囲むと、まとまって見えておしゃれです。花同士の色の組み合わせにも配慮して配置してみましょう。

冬の花壇におすすめのレイアウト③:パンジー×コニファー

冬の花壇におすすめのレイアウト③:パンジー×コニファー

蝶が舞うような可愛らしいパンジーは、花の色味を揃えるだけで統一感あるレイアウトになります。
更にコニファーを合わせることで、鮮やかな色と落ち着いた緑のコントラストを楽しむことができますよ!
コニファーは、クリスマスシーズンのグリーンとして良く用いられる植物です。多彩な色を持つパンジーと組み合わせて、バランスよくレイアウトしましょう。

冬の花壇におすすめのレイアウト④:クリスマスローズ×ヒューケラ

冬の花壇におすすめのレイアウト④:クリスマスローズ×ヒューケラ

背の高いクリスマスローズとふんわりとした葉が魅力のヒューケラは相性が良いです。同じ環境で育つ植物であり、日陰を好みますので冬に向いた植物です。

クリスマスローズを中心に植え、その周りをヒューケラで囲む配置がおすすめです。立体感のある2つの植物のコントラストが見る人の心を躍らせるレイアウトになるでしょう。

まとめ

冬の花壇は、家や庭とアイテムの雰囲気を統一することで、まとまりのあるレイアウトを作ることができます。季節に合った花を使い、イベントを意識したカラーで、季節感を演出できます。

冬の花壇では、寒さや日陰に強い花を選ぶことが得策です。冬は気温が低く、日照時間が短いです。このような環境でも元気に咲く花を選べば、作ったレイアウトを長く楽しむことができます。

レイアウトに使う植物は、草丈を意識して選びましょう。高低差を生かして配置すると、立体感のある景色を作ることができます。冬の花壇のレイアウトに挑戦し、彩り豊かな情景を楽しみましょう。