11月生まれの彼女や彼、奥様や旦那様の誕生日には、何か素敵なプレゼントをしたい!
でも、相手の望むものがわからない場合は、何をプレゼントしたら良いかわかりません。
欲しい物がわからないとしても、相手の誕生日はわかりますよね?
そんな時には、誕生日のお花「誕生花」のプレゼントはいかがでしょうか?
花は種類が多く、どんな花を贈ればいいのか、迷ってしまいますが、誕生花は月や日付に1つ以上のお花が決まっていますから迷うことは有りません!
そして、誕生花のギフトには魅力的な花言葉のメッセージがついているのです。
花束やフラワーアレンジメントなどで誕生花を素敵に飾ってプレゼントしましょう!
今回は、11月の誕生花のおすすめや花言葉などをご紹介します。
11月の誕生花をご紹介!代表的な花は「シクラメン」
秋も深まり、朝晩は肌寒さも感じ、動物たちも冬ごもりの準備に入る11月。
そんな11月の誕生花として代表的な花といえば「シクラメン」です。
赤のシクラメンはクリスマスでもよくみられますが、実は、11月の誕生花なのです。
また10月の誕生花としても知られている「ガーベラ」は11月の誕生花でもあります。
そのほかにも、「キク」や「ヒイラギ」などもあります。
ここからは、11月の誕生花のなかでもギフトにおすすめな「シクラメン」と「ガーベラ」、「ツバキ」と「ユリオプスデージー」についてご紹介していきます。
11月の誕生花『シクラメン』は鉢花の女王
花の少ない冬に、華やかな花を咲かせてくれるシクラメン。室内で楽しめる鉢花の女王としてよく知られ、10月ごろからよく花屋さんにならんでいます。
すらりと伸びた茎にハートの形の葉っぱと咲いた時の反転した花びらが特徴的で、花の色は、赤やピンク、白や黄色や紫など様々。
日本へは明治時代に伝わり、戦後から急速に普及したと言われています。そして、品種改良を行うことにより花の色も増え、花びらにギザギザの切れ目が入った「フリンジ咲き」、「八重咲き」などもよく見かけます。
シクラメンには、一般的なシクラメンと、花形の小さいミニシクラメン、寒さに比較的強く庭植え可能なガーデンシクラメンといったシクラメンがあり、それぞれ育て方が異なります。
11月の代表的な誕生花『シクラメン』ギフトとしては上級者向け
シクラメンをギフトとしてプレゼントする場合、気をつけたいことがあります。
まず花言葉です。シクラメンには「遠慮」・「はにかみ」・「内気」という花言葉がつけられています。
シクラメンには色別にもそれぞれ違う言葉がつけられていて、特に赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」です。ちょっとギフトとしては適切ではない花言葉ですね。
また、「シクラメン」という名前が「死」や「苦」という語呂合わせに繋がるというところで、ギフトとしてはやや難易度が上がるところです。
ですが、白は「清純」、ピンクは「憧れ」、紫は「絆」などと、色によっては素敵な花言葉もありますので、ギフトとしてシクラメンをプレゼントするなら、色による花言葉の違いをしっかり調べておきましょう。
フラワーアレンジメントに人気の『ガーベラ』11月誕生花でもある
まっすぐ伸びる茎に大きく一輪の花が咲くガーベラ。
フラワーアレンジメントに加えたり、一輪挿しに挿しても見栄えのする花です。
また、プレゼントのアイテムにガーベラを一輪添えて贈るというのもおしゃれですね。
そんなガーベラは、10月の誕生花として知られていますが、実は11月の誕生花でもあるのです。
ガーベラはその昔、ヨーロッパ諸国で交配が重ねられ多彩な品種が作り出され、日本へは明治末頃に入ってきたと言われています。
開花時期は4〜9月ごろ、温かいところであれば11月ごろまで楽しめます。
切り花用として流通しているものだけでも2000品種以上も種類があるお花です。
11月の誕生花『ガーベラ』の花言葉別おすすめギフト3選!
ガーベラをフラワーギフトとして贈るなら、花言葉を調べて気持ちのこもった特別なプレゼントにしましょう!
ガーベラの花言葉は「希望」・「前進」・「前向き」・「向上心」と明るい言葉が続きます。
では、ガーベラの色別の花言葉はどうでしょうか?
ガーベラの色別の花言葉
赤いガーベラは「燃える神秘の愛」・「限りない挑戦」、ピンクのガーベラは「感謝」・「崇高な愛」・「童心に帰る」、白のガーベラは「希望」・「純潔」、黄色のガーベラは「親しみ」・「究極の愛」・「優しさ」、オレンジは「冒険心」・「我慢強さ」・「忍耐強さ」。
花と同様に多様なラインナップですね。
他の色のガーベラと組み合わせたり、別の種類の花と組み合わせることで、ビジュアル的にも意味合いも豊かになります。
ガーベラの花言葉と組み合わせたおすすめフラワーギフトを3つご紹介します。
黄色とオレンジのガーベラを組み合わせて
黄色の「優しさ」とオレンジの「忍耐強さ」を組み合わせた、頑張る人を応援するフラワーギフト。
贈る相手も元気と勇気がわいて笑顔になってくれそうな気がしますね!
ピンクのガーベラとカーネーション
濃淡のピンクにカーネーションをプラスして可愛らしく優しいイメージに仕上がります。
ピンクの花言葉は「感謝」ですので、カーネーションの花言葉「無垢で深い愛」と合わせて、11月生まれのお母さんへ日頃の感謝を伝えるギフトとしても素敵です。
ガーベラと白いバラ
色鮮やかなガーベラと相性のいい白いバラとの組み合わせで、少し落ち着いた印象を与えるギフトになります。
ピンクのガーベラの「崇高な愛」や、黄色のガーベラの「究極の愛」に、白いバラの「純粋」という意味を組み合わせて、愛を伝えてみましょう。
11月の誕生花『ツバキ』は“日本の薔薇”と冠されています
日本を代表する美しい花の一つである「椿(ツバキ)」は、日本最古の歌集「万葉集」にも記述がみられる歴史の古い花です。
ツバキは庶民に親しまれている冬の花で、緑色の光沢のある厚い葉と、ぽってりと丸い花びらが特徴的です。
日本原産の植物ですが、何度も品種改良が重ねられ、現在では2200種類を超える品種があります。開花時期は12月〜4月で、花の旬は冬の寒い時期です。
現在では西洋にもツバキはありますが、宣教師が日本からヨーロッパ大陸へ持ち帰ったものです。アレクサンドル・デュマの「椿姫」という小説もタイトルに「ツバキ」と入っていますが、これはナポレオンの妻ジョセフィーヌが椿の花に魅せられ、すべての衣装に椿のモチーフをいれていたことから、ジョセフィーヌのことを指して「椿姫」と呼んでいるのです。
椿姫はオペラや映画にもなっていますが、そのルーツは日本のツバキだったんですね。
11月の誕生花のギフトに迷ったら『ツバキ』を贈ろう!
11月生まれの方にどの誕生花をプレゼントしようか悩んだら、花言葉を調べてみるのも一案です。
ツバキの花言葉は、「控えめな素晴らしさ」・「気取らない優美さ」です。
色別の花言葉も、赤は「謙虚な美徳」、白は「完全なる美しさ」・「至上の愛らしさ」、ピンクは「控えめな美」「控えめな愛」と、どの色の花言葉も謙虚で控えめな日本らしい意味合いですから、ギフトとして贈るにふさわしい花言葉ですね。
日本ではニューフェイスの11月の誕生花『ユリオプスデージー』
可憐な草花のような容姿が人気のユリオプスデージー。国内では、最近よく鉢植えとして見かけるようになりました。
晩秋から春にかけてたくさんの黄色い花を咲かせるキク科の植物で、緑色の葉にはギザギザの切れ込みがあり、毛が生えて銀色に見えます。
草花のように見えますが、実は樹木に分類され1mほどまで育ちます。
恋人や配偶者へ贈るなら11月の誕生花『ユリオプスデージー』
ユリオプスデージーの花言葉は「円満な関係」・「夫婦円満」・「明るい愛」です。花言葉の中でも「円満な関係」は、株の姿がこんもりと丸くなり、たくさんの花が調和をたもちながら咲いている姿が由来とも言われています。
恋人やパートナーに送るプレゼントにピッタリの花言葉だと思いませんか?
まとめ
ガーベラを中心にいろいろな種類の11月の誕生花と、その花言葉についてご紹介いたしました。
誕生花の花言葉には、色が違うだけで花言葉が違う花もありますから、フラワーギフトを贈る場合には、花と色の花言葉をしっかりと調べておきましょう。
また、誕生花だけではなく色やバランスなどを考えたフラワーアレンジメントや花束を考えてプレゼントすることも大事です。そして、その中で花言葉の組み合わせもできたらとっても気持ちのこもった素敵なギフトに仕上がりますよ。