出産祝いは限られた機会に贈る特別なプレゼント。最近では赤ちゃんだけでなく、ママ用のギフトも珍しくありません。
「出産おめでとう」「長い間よく頑張ったね」という気持ちを込めて、ママにも贈り物をしましょう。
しかし「ママがもらって嬉しい出産祝いって何だろう?」という疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ママ用の出産祝いに焦点を当てて、喜ばれるプレゼントを特集。
これから出産を控えている家族や友人知人がいる人は、ぜひ目を通してください。
ママ向けのギフトを選ぶコツは、親子で使ってもらえるアイテムを選ぶことです。
実際にもらったママの意見を参考にポイントをまとめました。
頑張ったママ用にも出産祝いを贈ろう
出産祝いといえば、ベビーグッズを想像する人が多いのではないでしょうか。
今では赤ちゃん向けのお祝いとは別に、ママ用のプレゼントを贈るケースも少なくありません。
出産は今も昔も命がけの大仕事であり、女性に大きな負担がかかります。
母子が健康であることへの祝福の気持ちを込めて、ママにご褒美ギフトを贈るのが一般的になりました。
ブランド物のタオルや、体に優しいオーガニック素材のスイーツなどをギフトセットにして渡せば、喜んでもらえるでしょう。
ママ用の出産祝いで気をつけたいマナー
続いては出産祝いに関するマナーを紹介します。
入院中に出産祝いを贈るのは避ける
出産直後や入院中は、ママとその家族が特に慌ただしい時期です。
産後の疲れもあるでしょう。
ママを気遣い、状況が落ち着いた退院後にお祝いを渡すのがベストですね。
生後7日から1ヶ月の間に贈るのがマナーとされています。
出産祝いの金額の相場はどのくらい?
金額の相場も押さえておきましょう。
結論からお伝えすると、贈る相手によって適切な金額が変わります。
友人・知人 | 3千円~1万円 |
会社の同僚 | 千円~5千円 |
会社の先輩・上司 | 5千円~1万円 |
家族・親戚 | 1万円~3万円 |
身内に贈る場合ほど金額が高めで、関係性が薄まるにつれて下がります。
ママ用の出産祝いを選ぶポイント
ママ用の出産祝いを選ぶ2つのポイントについて説明します。
赤ちゃんだけでなく、ママへの心配りが感じられるアイテムを選ぶのがコツですね。
親子で使えるものがおすすめ
人気があるのは、ママと子どもが兼用で使えるアイテムです。
たとえばボディクリームやブランケットなど、便利さ・実用性を重視すると喜ばれやすいでしょう。
ママは想像以上に忙しく、ゆっくりスキンケアをしている時間がありません。
「赤ちゃんのケアをしつつ、自分のお手入れもできると嬉しい」という意見がありました。
また、もちろん子供用のプレゼントを贈ってもいいでしょう。
おもちゃやぬいぐるみ、肌に優しいコットンのベビーウェア、授乳グッズなどの用品が人気です。多くもらっても困らないおむつ
ベビーウェアなどは、赤ちゃんのサイズに合わせて選ぶよう注意しましょう。
ママへの気遣いがこもったプレゼントも喜ばれる
繰り返しになりますが、産後のママは心身ともに疲れています。
家事の時短につながるキッチングッズや、見るだけで気分が明るくなるおしゃれなアイテムなどはもらって嬉しいプレゼントですね。
ママ用に!喜ばれる出産祝い3選
ここではママに喜ばれる出産祝いをピックアップしました。
定番のスキンケア&コスメ
出産後はホルモンバランスが崩れやすく、髪や肌が荒れがちです。
しかし子どもが小さいうちは、美容に気を遣う余裕がないと悩むママが多いのです。
そこでスキンケアグッズや化粧品などを贈ると、喜ばれること間違いなし。
息抜きになるドリンクギフト&グルメギフト
新生児のうちは特に手がかかります。
どうしても赤ちゃんを中心とした生活になり、ほっとする暇がありません。
そこで忙しい育児中でも気軽に楽しめる、ドリンクギフトやグルメギフトがおすすめです。
種類が豊富なため、相手の好みを調べてから贈ると失敗しにくいですね。
気軽に贈れる日用雑貨
雑貨はそれほど高価ではなく、もらった側が負担に感じにくいメリットがあります。
実用性に優れているのも高評価のポイント。
ママ用の出産祝いでNGなものとは?
ママ向けの出産祝いを選ぶ際は、下記に該当するものは避けてください。
- 油分や糖分が多いもの
- 添加物が過多なもの
- アルコールやカフェイン入りのもの
これらは母乳に影響を及ぼす可能性が高く、乳腺炎になるリスクも見逃せません。
コーヒーや紅茶が好きな人には、カフェインレスのドリンクを贈るのがベストですよ。
ママ用の出産祝い選びに迷ったら現金やギフト券がおすすめ
選択肢がありすぎて選択肢を絞り切れない人は、現金や商品券を贈りましょう。
出産祝いにはママの好みがあり、赤ちゃんが成長するにつれて必要なアイテムも変化します。
実際に「現金をもらうと嬉しい」というママは多数派のようです。
ママ用の出産祝いにはお花を贈ろう
出産祝いにフラワーギフトを贈るという手段もあります。
お花にはそれぞれ花言葉があり、同じ種類でも色が変われば意味が違うのです。
他の誰かと被らないお祝いを贈りたい人は、選択肢の1つとして検討してみましょう。
可愛いお花は、メッセージやほかのプレゼントとセットで渡しても、喜ぶはずですよ。
ママ用の出産祝いにお花を贈る注意点
フラワーギフトは、ただ贈ればいいというものではありません。もちろんマナーが存在します。
匂いが強い種類や花粉が多い種類はNG
室内に飾ることを想定し、存在を主張しすぎないお花を選ぶのがポイント。
産後のママは匂いに敏感になりやすく、花粉でアレルギー反応が出る可能性も。
フリージアやカサブランカ、水仙などは要注意です。
手入れのしやすさを重視する
育児や家事に追われるママにとって、手入れのしやすさは重要です。
水切りや植え替えが必要な種類は手間がかかり、かえって負担になるでしょう。
気軽に飾れるアレンジメントフラワーやプリザーブドフラワーは、おしゃれで手間いらず。
ママ用の出産祝いにふさわしいお花とは?よく選ばれる3種の花
最後に出産祝いでよく見かけるお花を紹介します。
チューリップ
春によく見かけるチューリップは、出産祝いとしても人気。おすすめはピンク色です。
「愛の芽生え」という花言葉は、ママと赤ちゃんにぴったりでしょう。
デイジー
希望や平和、純潔といった花言葉をもつデイジーは、色の種類が豊富です。
小ぶりで可憐な花を咲かせるお花で、かわいらしい見た目から人気がありますね。
胡蝶蘭
出産祝いに限らず、結婚祝いや開店祝いでもポピュラーなお花です。
カラーによって花言葉は違いますが「幸福が飛んでくる」というのは共通しています。
華やかな雰囲気と存在感は、数あるお花のなかでも随一でしょう。
まとめ
出産祝いの需要は多様化しており、赤ちゃんだけでなくママへお祝いを贈ることも多々あります。
この記事を参考に、ママ用の出産祝いを選んでみてはいかがでしょうか?
友人や知人など、身近な人からのおめでたい知らせは嬉しいものです。
せっかくお祝いを贈るなら、誰しも喜ばれるプレゼントを選びたいと考えるでしょう。
何を贈るべきか困った場合は、ママに欲しいものを聞いてみるといいかもしれません。