コラム

2022/07/29

イベントの多い12月にお勧めの誕生花3選

大切な人へのプレゼントを選ぶ時間は楽しいひとときです。
贈る相手を思い浮かべながら、真心を込めて選ばれたプレゼントはどれも素敵ですが、特別感を演出したいという場合には「お花の贈り物」をおすすめします。

お花には2つとして同じものはなく、日常で贈りあうような機会もなかなかないので、贈られた人に非日常感も同時にプレゼント出来ます。

特別なお花のプレゼントを選ぶ際に覚えておきたいのが「誕生花」です。
誕生花とは生まれた月日にちなんだ花のことで、365日それぞれの誕生花が定められています。

ここでは12月の誕生花の中で代表的なものを3つ紹介します。
12月はイベントの多い月ですので、贈り物を選ぶ際に憶えておいて損はありませんよ!

12月の誕生花『ポインセチア』は聖なる花

12月の誕生花『ポインセチア』は聖なる花

ポインセチアは、中南米原産のトウダイグサ科のお花です。
アメリカの初代駐メキシコ大使であるポインセット氏が、メキシコからアメリカに持ち帰って普及させたことから、ポインセチアという名前になりました。

日本に伝来したのは明治時代で、和名は「猩々木(ショウジョウボク)」といいます。

代表的なものは、鮮やかな赤色の花と濃い緑の葉を持つ種類で、12月のクリスマスが近づく頃には街中でもよく見かけると思います。
ポインセチアには赤色のほかに、クリーム色やピンク色、斑入りのものなど、色々な品種があります。

聖夜を彩る、まさに聖なる花といえるポインセチアですが、実はこの鮮やかな色の部分は、葉が変化した苞(ほう)という部分で、中央の小さな粒上の部分が花なのです。

クリスマスの必須アイテム!12月の誕生花『ポインセチア』

クリスマスの必須アイテム!12月の誕生花『ポインセチア』

ポインセチアの花言葉は「祝福」・「聖夜」・「幸運を祈る」・「私の心は燃えている」などがあります。
クリスマスになると飾られる印象のあるポインセチアですが、花言葉もクリスマスらしい雰囲気のものが多いですね!

ポインセチアがクリスマスに飾られるようになった由来は、フランシスコ修道会の僧侶たちがポインセチアをクリスマスの飾りつけに使っていたことに由来していると言われています。
「幸運を祈る」という花言葉からもクリスマスなど祝い事のイベントには適しています。

クリスマス以外でもポインセチアはギフトとして贈られることもありますが、プレゼントとして贈る場合は花鉢の形で贈られることが多いようです。

12月の誕生花『カトレア』は別名“ランの女王”

12月の誕生花『カトレア』は別名“ランの女王”

カトレアは、華やかで美しい中南米原産の洋ランです。カトレアはその華やかな美しさから、和名で「日の出蘭」と呼ばれることもあります。

「カトレア」という名前は、初めてカトレアを開花させたイギリスの園芸愛好家ウィリアム・カトレーの名前に由来しています。
地域によっては、カトレ“ヤ”と発音するところもあるようですが、カトレアもカトレヤも、どちらも同じものです。

また、開花期も品種によって異なり、3月〜4月に開花する春咲き、5月〜7月に開花する初夏咲き、9月〜11月に開花する秋咲き、12月〜2月に開花する冬咲きの4つのタイプがあります。
そのため、複数の品種を植えれば、一年中美しい花が楽しめるというお得なお花でもあります。

現在、カトレアはさまざまな品種改良が行われ、多くの品種が作出されています。
サイズは草丈10㎝程のものから60㎝を超える大きなものまであり、花色や香りも様々です。
しかし、華やかな花ぶりと魅力的な芳香は共通しており「洋ランの女王」とも称されています。

12月の誕生花を女性に贈るなら『カトレア』がおすすめ

12月の誕生花を女性に贈るなら『カトレア』がおすすめ

カトレアの花言葉は「優美な貴婦人」・「成熟した大人の魅力」・「魅惑的」・「優美な女性」・「美しい」などです。どの花言葉も、女性が贈られてうれしいものばかりですね。

プレゼントでカトレアを贈るのであれば、色にも注目しましょう。
色ごとの花言葉を意識することで、想いがより伝わりやすくなります。

たとえば、黄色いカトレアの花言葉は「魅力」・「気品あるやさしさ」です。恋人へのプレゼントによさそうですね。

ピンク色のカトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」。目上の女性への贈り物にいかがでしょうか。母の日のプレゼントにするのも素敵です。

反対に、気を付けなければいけないものもあります。
白色のカトレアの花言葉は「魔力」です。人によっては様々な印象を持つ言葉ではあるため、あまり親しくない人へのプレゼントなどでは選ばないのが無難かもしれません。

愛を象徴する花『バラ』赤色だけが12月の誕生花

愛を象徴する花『バラ』赤色だけが12月の誕生花

バラは、バラ属バラ科のお花。古来より人の歴史に寄り添ってきた花で、紀元前2000年前の古代メソポタミア文明の文献にも、栽培されていたことが記されています。

その気品ある美しさが好まれてきたことは、絵画や建築物のモチーフとして用いられていることからも明白です。
現在でも多くの愛好家がおり、品種改良なども広く行われています。

バラの花のうち、12月の誕生花として定められているのは赤色のバラのみです。同じバラの花でも、他の色のものは12月の誕生花ではないので注意しましょう。

12月の誕生花で“愛”を贈りたいなら『赤バラ』で決まり!

12月の誕生花で“愛”を贈りたいなら『赤バラ』で決まり!

バラの花の花言葉は「愛」・「美」です。
そして、12月の誕生花である「赤いバラ」の花言葉は「情熱」・「あなたを愛します」。
情熱的な愛を贈りたいなら、赤いバラはとてもおすすめです。

赤いバラは代表的なバラの色。華やかで上品な姿もさることながら、プロポーズのような一世一代のイベントに用いられるという印象からも特別感があります。

月の誕生花として赤いバラを贈るなら、ぜひ本数やバラの花そのものが持つ印象などから吟味して選んでみてください。

まとめ

ポインセチア、カトレア、赤いバラはどれも12月の誕生花として代表的なものです。
イベントの多い12月にはフラワーギフトを贈る機会も多くなってきます。

そんなときに、どんな花を贈れば良いかわからなくなったら、ご紹介した3つの誕生花の事を思い出してください。
ここでご紹介した12月の誕生花を参考に、フラワーギフトであなたの想いを伝えましょう!