コラム

2022/07/07

手作りの正月飾りで新しい1年を迎えよう!DIYのポイントを解説

お正月に玄関などに飾る正月飾りを作ったことはありませんか?

実は、しめ縄を始めとした正月飾りの多くはご自身で手作りすることができます。
この記事では、誰でも簡単に手作りができるDIYのポイントを解説しながら、さまざまな種類の正月飾りや材料の揃え方などをご紹介します。

手作りのメリットは、正月飾りを作る時間も楽しめることです。親しい友人や家族と一緒に作ると、楽しい思い出ができて一味違ったお正月が迎えられること間違いなしです。

最近では、子供と一緒に作ることのできる正月飾りの手作りキットなども販売されています。ご自身の好みや、ライフスタイルに合った正月飾りの手作りを選んでみてください。

正月飾りを手作りするメリット

正月飾りを手作りするメリット

正月飾りを手作りする際には、大きく分けて3つのメリットがあります。

好きな飾り付けができる

1つ目のメリットは、自分で好きな飾り付けができる点です。
市販されている正月飾りの多くは、あらかじめデザインパターンが決まっているため、好きな正月飾りがない場合もあります。手作りする際は、材料からデザインまで好きな飾り付けをすることができます。

唯一無二の正月飾りができる

2つ目のメリットは、世界で1つだけの正月飾りを作ることができる点です。
オリジナルの作品を作れるので、いろんな素材を使って唯一無二の正月飾りに仕上げることができます。

作る過程が楽しめる

​​​​3つ目のメリットは、なんといっても作る過程が楽しめる点です。
家族はもちろん、友人や恋人と一緒に作ると良い思い出ができます。

意外と豊富!手作りで作れる正月飾り

意外と豊富!手作りで作れる正月飾り

手作りで作れる正月飾りには、さまざまな種類があります。それでは、お正月に人気の高い手作りできる正月飾りを7つ紹介いたします。

しめ縄飾り

正月飾りを代表するしめ縄飾りは、お正月の神様「年神様(としがみさま)」を迎え入れるために飾ります。不浄なものが家に入らないようにする「魔除け」の意味があるとされています。
しめ縄飾りは、土台となるしめ縄を購入するなどし、好きな飾りをつけて簡単に手作りすることができます。

クリスマスの飾りでいえばリースに近い形状です。お正月用の和リース作りととらえると分かりやすいかもしれません。

門松

門松もしめ飾りと同様に、年神様を家に迎えるための目印だとされています。「松・竹・梅」の3つの縁起物を用います。最近では作りやすいミニ門松も人気があり、門松作り体験も各地で開催されています。

鏡餅

鏡餅は、年神様への供え物と依り代として飾られます。1年の豊作を祈願し、新年を祝う意味が込められています。鏡餅はもち米で簡単に作ることができ、餅つきをするご家庭は鏡餅も一緒に作ることが多いようです。

祝い鶴

祝い鶴は折り紙などで簡単に作ることができ、お正月の箸置きなどにもぴったりの華やかな飾りです。赤や金色の折り紙を使えば、華やかで正月飾りに最適です。簡単に作れるので、子供と一緒に作っても楽しめます。

フラワーアレンジメント

正月飾りにぴったりなフラワーアレンジメントも手作りすることができます。お正月に最適な花材には、松、南天、菊、葉牡丹などがあります。松や南天は縁起物として使われることが多く、松には「不老長寿」や「繁栄」、南天には「厄除け」といった意味があります。
花とは別に、金色などの水引を加えると更にお正月らしく見栄えします。水引には「魔除け」や「人と人とを結びつける」いう意味があります。

ガーランド

誕生日やイベントなどにも人気のガーランドは正月飾りにもおすすめです。
ガーランドは、ドライフラワーなどを紐やワイヤーでつないで壁に飾るインテリアで、折り紙や紐などの身近な素材で簡単に作ることができます。和風の柄や好きな色を組み合わせて、たくさんのバリエーションを楽しめます。

ガーランドは飾るだけで部屋の印象がグッと変わるのでおすすめです。

スワッグ

スワッグは、ドイツ語で「壁飾り」という意味をもち、花や植物などを束ねて1つにしたものです。壁やドアに飾るのが一般的です。花材は生花をはじめ、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーなどがよく用いられます。

好きな花や素材を束ねていくだけで完成するので、作業工程を楽しみたいという方にも人気があり、正月飾りには子供と作れる手作りキットなどもあるのでおすすめです。
フラワーアレンジメントなどに比べると比較的作りやすく、壁に飾るだけでお店のようなお洒落な雰囲気になります。ヨーロッパでは魔除けの意味もあるので正月飾りにもぴったりですね。

正月飾りを作る際に押さえておきたいポイント

正月飾りを作る際に押さえておきたいポイント

正月飾りを手作りする際には、いくつかのポイントを押さえるとより楽しめるのでぜひご参考になさってみてください。

彩り

正月飾りは、見た目の彩りがとても大切です。お正月らしい赤や白の紅白色や、金色の飾りを加えるとグッと正月らしくなります。最近ではお正月らしい色にとらわれず、淡いピンクや淡い紫などで統一したくすみカラーも人気があります。

季節を感じさせるかどうか

正月飾りには、お正月に合わせた季節を感じられるものを飾ります。例えば、「松・南天・菊」などは正月の縁起物といわれているので用いても良いでしょう。

どの材料を使うか

正月飾りは材料によって印象が変わります。生花やアーティフィシャルフラワー、布や紙などさまざまな材料がありますが、ご自身が作りやすく、ライフスタイルに合ったものを選ぶのがおすすめです。

インテリアに合っているかどうか

一般的に、正月飾りは玄関先や居間などで使われることが多くあります。その際は、部屋のインテリアの雰囲気に合わせて手作りするほうが見栄えがします。

どのくらいの期間飾るか

正月飾りは、「正月事始め」の12月13日以降ならいつ飾っても良いとされています。ただし、正月飾りを片付ける日は厳密に決められていません。地域によっても異なるのでご自身のお住まいの地域に合わせて片付けましょう。
飾る期間が長い場合は、傷む恐れのある生花は避けたほうが無難です。

材料費

材料費は事前におおよその予算を決めてから、予算に見合った材料を購入するのがおすすめです。安く抑えたい場合は、100円ショップなどを活用するのも良いでしょう。

正月飾りの材料を手に入れる場所

正月飾りの材料を手に入れる場所

正月飾りの材料はどこで手に入れることができるでしょうか。意外にも身近な場所で購入することができます。代表的な4つの購入場所をご紹介します。

100円ショップ

100円ショップ(百均)では、毎年豊富なバリエーションの正月飾りが販売されています。手作りの材料に使えるパーツもたくさんあり、安く揃えることができます。しめ縄飾りの土台なども販売されているので、子供と短時間で飾りをつける際などもおすすめです。

通販サイト

通販サイトでは、自宅にいながら正月飾りの材料を揃えることができます。パーツはもちろん手作りキットなど、さまざまな商品を吟味して購入することができます。年末忙しい時に、自宅まで届けてくれるので便利です。

花屋

正月シーズンには、正月飾りに使う花がたくさん販売されます。お正月ならではの花などは、花屋で購入するのが良いでしょう。中にはしめ飾りを扱っている店舗もあります。

庭やベランダの植物を使って正月飾りを作ることもできます。庭に生えている樹木や植物、木の枝などを準備するところから手作りの過程を楽しむことができます。

正月飾りの手作りが難しい時は完成品を買うのも◎

正月飾りの手作りが難しい時は完成品を買うのも◎

年末は大掃除や帰省など、普段よりも忙しくなりがちです。そんな時は、正月飾りの完成品を購入するのもおすすめです。また、正月飾りを作る自信がない場合も、完成品を購入することになるでしょう。
最近では正月飾りの素材やデザインのバリエーション、アレンジも豊富にあり、きっとお気に入りのものが見つかるでしょう。

お正月など季節のお花飾りが自宅に届く「お花のサブスク」とは

お正月など季節のお花飾りが自宅に届く「お花のサブスク」とは

お正月に出かける時間がない時でも、季節の花が自宅に届くサブスクリプションサービスを利用すれば楽にお花を飾ることができます。

「お花のサブスク」では、スタッフの厳選した新鮮な季節の花が自宅のポストなどに届きます。自宅に届いたら、そのまま水の入った花瓶に活けるだけで花のある生活を楽しむことができるのが魅力です。どんな花が届くのか分からないこともあるので、届くまでの時間も楽しめます。
お花の本数によって複数の利用プランがあり、お手頃な価格で始めることもできます。ぜひご参考になさってみてください。

まとめ

年末を迎えた12月は、行事や用事が重なることが多くなにかと忙しい時期です。正月飾りを手作りする際は、ご自身のライフスタイルに合わせて手作りを楽しんでみてください。

手軽に楽しみたい方は、百均で材料を一通り揃えることもできるので便利です。
1人で作るのが難しいと感じる方は、しめ縄作りのワークショップなども各地で開催されているので参加してみるのもいいかもしれません。

手作りをする余裕のない際は完成品を購入するのも1つの手段ですが、季節にあわせたお花が届く「お花のサブスク」を利用してみるのもおすすめです。

お正月らしい花があると、お部屋の印象も断然変わります。ぜひお正月の準備のご参考になさってみてください。