コラム

2022/06/29

70代へ母の日に!お世話いらずで長く楽しめるお花のプレゼント

毎年5月の第2日曜日、今年は5月8日が母の日ですね。
日頃の感謝の気持ちを伝えるプレゼントとして、やはりお花はおすすめです。
お花を飾ると部屋が華やかになりますし、何といっても女性はいくつになってもお花をプレゼントされると嬉しいものです。
しかし、いざお花のプレゼントを選ぶとなるとお花の種類が多く、また今は生花だけではなくいろいろなフラワーギフトがあり迷う方も多いのではないでしょうか?

この記事では、70代のお母さんへのお花のプレゼントのおすすめを紹介します。
70代という年齢に配慮して、長くお花を楽しんでもらえるフラワーギフトが今はたくさんあります。ぜひお母さんにピッタリのフラワーギフトを見つけてください。

お花は世話が必要?70代の母へは手間も考えた母の日プレゼント

お花は世話が必要?70代の母へは手間も考えた母の日プレゼント

お花のプレゼントの定番は生花の花束や鉢植えですが、生花は生き物ですからどうしても手間がかかります。
花瓶の水換え、植木の水やり、枯れかけた花や葉っぱの刈り取り、落ちた花びらや花粉の掃除。花瓶を倒す心配や植木鉢は陽当たりや気温で場所を変えるのにも重たかったり……。

この手間が70代にもなると、毎日のことですからかなり負担になってきます。
そこで70代のお母さんへは手間のかからない「ドライフラワー」「ハーバリウム」「プリザーブドフラワー」といったフラワーギフトがおすすめです。

そこで、ここからは「ドライフラワー」「ハーバリウム」「プリザーブドフラワー」別に、おすすめのお花をご紹介します。

70代への母の日プレゼント「スターチス」のドライフラワー

70代への母の日プレゼント「スターチス」のドライフラワー

まず「ドライフラワー」です。
ドライフラワーとは、お花を乾燥させたもので、生花と違ってカサカサした質感と、アンティークな風合いが魅力です。

スターチスのドライフラワー

スターチスは地中海原産のイソマツ科イソマツ属の植物です。
お花ひとつひとつは小さいですが、まとまって咲くため華やかさがあります。花の色も紫、ピンク、白、黄色など豊富で、ドライフラワーにしてもその花色が変わりにくく、花持ちもよくドライフラーにとても適したお花です。

スターチスの花言葉は、花の色が変わらないことから「変わらぬ心」「途絶えない記憶」「永久不変」で、お母さんへの変わらぬ感謝の気持ちを伝えるにはぴったりの花言葉ですね。
また、お花の色によっても花言葉は違ってきます。
紫は「上品」「おしとやか」、ピンクは「永久不変」、黄色は「愛の喜び」「誠実」と言われています。
好きなお花の色から選ぶのもいいですし、花言葉から選ぶのも素敵ですね。

70代への母の日プレゼント「ミモザ」のドライフラワー

70代への母の日プレゼント「ミモザ」のドライフラワー

ミモザは日本ではアカシアとも呼ばれているオーストラリア原産の樹木です。
ヨーロッパでは春を告げる花として人気が高く、3月8日の国際女性デーにはミモザの花をプレゼントする習慣があります。
黄色い小さなフワフワした可憐なお花が房状に咲き、とても可愛らしいお花です。花束やリースにすると黄色が映えて春らしさが一段と際立ちます。
ミモザの花言葉は、「優雅」「友情」で、おしゃれなお母さん、友達のようなお母さんへのプレゼントにおすすめです。

70代への母の日プレゼント「紫陽花」のドライフラワー

70代への母の日プレゼント「紫陽花」のドライフラワー

紫陽花(あじさい)は日本原産の梅雨時期の代表的なお花です。お花のタイプや色がとても多くありますが、ドライフラワーになると色が退色して、独特の風合いになるのが特徴です。日本原産ということもあり、和風の落ち着いた雰囲気が人気です。

お花のサイズも大きくて、一輪でも存在感があります。
紫陽花の花言葉はたくさんあり、色変化が多いことから「移り気」「冷酷」といったマイナスイメージの言葉がある半面、小さな花がまとまっている様子から「団らん」「家族」という言葉も。

また色別にも花言葉があり、ピンクは「元気な女性」、白は「寛容」、青や紫は「辛抱強い愛情」と言われています。誤解を招かないように、花言葉を添えてお母さんにプレゼントしましょう。

ドライフラワーをプレゼントする時に1つ注意しておきたいのが、ドライフラワーは、永遠に咲き続ける縁起の良い花とされる半面、風水では良い気を吸い取り、運気を下げてしまうとも言われています。風水を気にされるお母さんにはドライフラワーは避けた方がよいでしょう。

70代への母の日プレゼント「小花」のハーバリウム

70代への母の日プレゼント「小花」のハーバリウム

次にご紹介するのは「ハーバリウム」です。
ドライフラワーや後から紹介するブリザーブドフラワーを専用オイルに漬けて、ガラス瓶で保存したものです。お手入れ不要でお花の美しさを長期間保つことができ、ガラスとオイルの透明感と、中のお花の華やかさ、光によって変わる輝きも魅力的で、インテリアフラワーとして人気です。

優しい性格のお母さんには、小ぶりなお花のハーバリウムがおすすめ。
かすみ草やミモザ、ミニバラがよく使われます。お花や茎が小さいので繊細な上品さもあり、柔らかい印象のハーバリウムです。かすみ草、ミモザ、ミニバラは色の種類も豊富で、お母さんの好きな色がきっと見つかると思います。
派手さはありませんが、その分シンプルで主張し過ぎず、どのようなインテリアにも馴染みやすいのも嬉しいですね。

70代への母の日プレゼント「グリーン」や「ハーブ」のハーバリウム

70代への母の日プレゼント「グリーン」や「ハーブ」のハーバリウム

ナチュラル志向のお母さんにはグリーンの草花やハーブ、ベリーを使ったハーバリウムがおすすめです。
北欧系のインテリアや木目基調の部屋に馴染み、ナチュラルな雰囲気にぴったり。

色目もグリーン中心なので、爽やかで落ち着いた大人っぽさも人気の理由です。
また、グリーン系のハーバリウムは和の雰囲気にも合い、盆栽のように和室に置いてもおしゃれですね。

70代への母の日プレゼント「大花」のハーバリウム

70代への母の日プレゼント「大花」のハーバリウム

華やかなお母さんには大きなお花のハーバリウムがおすすめです。
バラやカーネーション、ひまわりなどが中心に使われ、存在感があって、ゴージャスなデザインが特徴。お部屋もパッと華やかになりますね。
さらにバラは上品さ、カーネーションは優しさがあり、お母さんへのプレゼントにぴったりです。

ハーバリウムは色とボトルの形でも印象が変わります。色が統一されているデザインが多いので、お母さんの好きな色やどこに置くのかで色やボトルの形を選べることもポイントです。

70代への母の日プレゼント「バラ」のプリザーブドフラワー

70代への母の日プレゼント「バラ」のプリザーブドフラワー

最後に紹介するのが「プリザーブドフラワー」です。
プリザーブドフラワーとは、生花の美しさを長く楽しめるように、保存加工(プリザーブド加工)したお花のことです。お花のみずみずしさ、柔らかさ、色もそのままで、まるで生花そのものの状態で楽しめます。枯れることもないので水やりの手間もいりません。

バラのプリザーブドフラワー

花の女王といわれるバラ。その華やかさ、美しさをそのまま保つことができることから、プリザーブドフラワーで最初に作られたのがバラというくらい、プリザーブドフラワーにぴったりのお花です。
花の形や色がとても多いのもバラの特徴です。

花言葉も赤は「愛」、ピンクは「上品」「あたたかい心」、白は「尊敬」、黄色は「美」、オレンジは「信頼」、紫は「誇り」とお母さんに伝えたい気持ちの色がたくさんあります。

そして、加工によって幻の青いバラがプリザーブドフラワーにはあります。
花言葉も「夢が叶う」「神の祝福」で、見た目の神秘さと相まって、大切な人へのプレゼントに人気の高いお花です。

70代への母の日プレゼント「ガーベラ」のプリザーブドフラワー

70代への母の日プレゼント「ガーベラ」のプリザーブドフラワー

ガーベラは明るくはっきりした色が多く、色の種類もとても豊富です。ひまわりに似た花が上に向かって勢いよく咲く様子から元気な印象を与えるお花。ガーベラの花言葉は「希望」、とてもポジティブな言葉ですね。
ガーベラも色によって花言葉があります。赤は「前向き」、ピンクは「感謝」、オレンジは「忍耐強さ」、黄色は「優しさ」です。
いつまでも元気でいてね、とのメッセージを込めてプレゼントしたいお花といえるでしょう。

70代への母の日プレゼント「カーネーション」のプリザーブドフラワー

70代への母の日プレゼント「カーネーション」のプリザーブドフラワー

母の日といえばカーネーションですね?
揺れるような花びらが重なって咲く様子から可憐さと上品さがあり、5月の誕生花でもあることから母の日に送られる定番のお花で、花の形、色の種類も多いことも特徴です。

カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」、お母さんの愛情そのものですね。
カーネーションも色によって花言葉があります。赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」、黄色は「美」、青は「永遠の幸福」です。

白いカーネーションは慎重に

白は「純潔の愛」や「尊敬」といったポジティブな意味がある反面、「亡き母を偲ぶ花」とも言われています。年配の方は特にその認識を持たれている方が多いと思いますので、母の日のプレゼントに白いカーネーションは避ける方がいいかもしれません。

プリザーブドフラワーには、花束、ブーケ、ガラスドームやフォトフレームとデザインも豊富です。その中でも近年特に人気なのがボックスタイプです。四角や丸いボックス一面にプリザーブドフラワーが詰め込まれ、箱のふたを開けた時に華やかなお花が目に飛び込んできて、驚きと嬉しさが倍増される仕掛けです。
箱型なのでインテリアとして飾りやすいことも人気の理由です。

70代の母へちょっと変わった母の日プレゼント「サボテン」

70代の母へちょっと変わった母の日プレゼント「サボテン」

もうひとつご紹介したいのが、「サボテン」です。
母の日のプレゼントにサボテン?と意外に思われるかもしれませんが、高齢のお母さんにはおすすめの植物です。

サボテンはご存じのとおり乾燥に強く水やりの回数が少なくてすむので、何といってもお手入れが楽です。
そして上手に育てると小さな可愛いお花が咲きます。育てる楽しさもあるのがサボテンです。
ちょっと変わったプレゼントとしてサボテンもおすすめです。

まとめ

お花を飾るだけで部屋が明るく華やかになり、気持ちも優しくなります。お花をプレゼントされると女性はいくつになってもやはり嬉しいものですよね。

とはいえ、水やりや陽当たりといった毎日のお手入れは70代を迎えたお母さんにはちょっと負担かもしれません。お手入れの手間がかからないドライフラワー、ハーバリウム、プリザーブドフラワーならば、高齢のお母さんへのプレゼントにぴったりです。

お花の種類、色、花言葉から何のお花にしようかと選んでいるこちらまで楽しくなりますよ。もちろんプレゼントされたお母さんもきっと喜んでくれることでしょう。
日頃の感謝を込めて、素敵なお花を選んでプレゼントしてくださいね。